弱いロシア軍?
ロシア軍のなんて弱いこと。
という情報をあちこちで見るけど、正式の兵力ではロシアとウクライナでは比較にならないはずなのに、どうしてそんなに一方的なのだろう。
原因はもちろん戦争の主体が、ウクライナ側では兵隊以外はほとんどアメリカ製であること、西側のプロパガンダはロシアにまで伝わっていて、プーチンの戦争を誤解しているロシア国民も多いこと、それと世間はあまり気がついてないようだけど、ロシアでは戦後のことを考えている節がある。
プーチンは戦争が終わったら、またロシアとウクライナはもとのように仲の良い関係にもどってほしいと思っているのに対し、ゼレンスキーさんは徹底的に相手を叩きのめし、永遠の国交断絶も望むところだから、これではどうしても戦術に差が出る。
そんなことはないという人いるかね。
しかし目先の勝利に一喜一憂するのは、北朝鮮のような口から先の国家がやることだ。
ロシアは占領地をがっちり確保するために、長期戦にそなえた守りのスタンスに入った可能性がある。
動員したばかりの新兵の訓練もしなければならないし、兵器の生産体制の整備や、米国の出方も研究して軍隊の配備も考え直さなければならない。
さらにこの冬のエネルギー危機で、欧米や日本にどんな動きが生じるか確認もしたいし、アメリカの中間選挙の結果も知りたい。
そう考えると、ロシアが急いで戦果をあげる必要はないし、ひょっとすると歴史上3回目の冬将軍の到来が、またしてもロシアを救うことになるかも知れないのだ。
とりあえずウクライナを喜ばせておけや、そのうち目にもの見せてやっから。
ロシアはきっとそう考えてんだよ、みなさん。
わたしはロシアびいきでアメリカ嫌いだから、そうあってほしいという個人的願望も入ってますけどね。
プーチンがんばれ。
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