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2022年10月12日 (水)

デタラメは

ゼレンスキーさんの言い分を聞いていると、ときどきわからなくなる.
おとといあたりまで、ウクライナ軍は反撃に転じた、ロシアをもうじきこの国から叩き出すなどといっておきながら、ロシアのミサイルをくらったら、ロシアは一般市民を攻撃するテロリストだ、国際社会は結束してロシアを吊しあげてほしい、武器が足りない、ミサイルをもっとくれと絶叫している。
いったい勝っているのか、負けているのか。
戦争に卑怯もクソもないけど、クリミアの橋をゲリラ的攻撃で破壊して、ウクライナもいよいよテロリスト並みになってきたかと、わたしに感心されていたのはまだ昨日の朝のことだよ。
自分がするのはよくて、ロシアがやるのはケシカランなんだね。

いまさらながらのマスコミにも文句をいいたいね。
今日のヤフーニュースを観ても、ロシアを非難して、ウクライナを応援するものばかりずらずら並べやがって。
ワタシらは外信をそのまま報じているだけです、なにしろロシアからのニュースは限られてますからってつもりだろうけど、戦争で市民と兵士を分別して攻撃するのは不可能だし、市民への攻撃はアメリカだって中東あたりで数え切れないくらいやっているぞ。
これは西側の報道ですと但し書きぐらいつけたらどうなんだ。

だいたいモスクワに特派員を派遣してるNHKは、その支局長がテレビ画面でべらべらとロシアの欠点、問題点ばかりしゃべって、どうして“ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)”に指定されないのか、つねづね不思議に思ってんだけどね。
あれって背景はクレムリンになっているけど、写真を合成しただけて、じつはどこか安全なほかの国から発信してるのとちゃうか。
ロシア国内ではまだまだプーチンが圧倒的に支持されていますというような、現地でしかわからない事実を報告してきたのを観たことがないや。

皆さんにもいっておく。
ニュースを馬鹿みたいに鵜呑みせず、ソースはどこかということに、つねにいちばん最初に注意してほしい。
指針としては、米国と英国とNHK、ウクライナがソースの記事はまずデタラメ、ドイツやフランスならまあまあ、アルジャジーラなら公平で、ロシアのものはこちらのニュースと対比させるのに効果がある。
いずれにしてもニュースの裏側まで考えること、それが国家によっていつか来た道に引っ張られないコツだ。

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