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2022年11月

2022年11月30日 (水)

NHKの報道

ああ、わからないよー。
数日まえにはロシアはミサイル不足だなんて報道を見たのに、今度はロシアが新たなミサイル攻撃を始めるって。
しかもどちらも西側の報道だ。
いったいロシアのミサイルは足りないのか、足りているのか。
プーチンはもうプロパガンダに熱心でないみたいで、黙して語らず、ひたすら戦争に専念しているように見える。
ところでバイデンさんはどこへ行ったの?

中国のほうでは国民がお上に向かって声を上げ始めたそうだ(NHKによると)。
ということは、あの国がますます自由にものをいえる国になったという証拠でもあるのに、そんなことを指摘する人はぜんぜんおらんねえ。
日本や英国が大騒ぎをしているところは、大国然とした中国を、烏合の衆がとりまいてピーチクパーチク騒いでいるようにしか見えない。
相手には相手の立場があると考えれば、岸田クンもそんなに卑屈になる必要はないのに。
ところでバイデンさんは?

そのままニュースを観ていたら、ドラえもんに影響された中国人の世代というのが出てきて、日本の影響を受けたことをすなおに話すし、明日(30日)には日中国交正常化50周年の特別番組を放送しますって。
これじゃあNHKのスタンスがさっぱりわからないけど、どうもなにか企んでいるような気がする。
え、わたしの目をごまかせると思っとんのか。
セコイことはやめろ。

ニュースにはW杯に熱狂するイラン人も出てきた。
ところが街で勝利に浮かれているイラン国民を見ると、なぜか頭巾をかぶらずに、髪の毛を露出した女性が多かった。
そりゃイラン市内ではなく、カタール市内の映像じゃないかという人がいるかもしれないけど、わざわざカタールまで行ってカフェでサッカーを観戦するイラン人がいるかね。
わたしは以前からイラン女性の美しさに感心しているので、そういうことは見逃さないのだ。
イランについてもNHKの報道はウソばかりじゃないのか。

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2022年11月29日 (火)

今日の中国

ケンカを売ることより仲良くしようという気にはならんもんかいね。
あちらを叩けば今度はこちらだ。
昨晩のニュースでは、西側諸国(とNHK)は、今度は中国を叩こうと必死だ。
ゼロコロナ政策の無策をとがめて、習近平やめろと中国の各地でデモが起きているそうだけど、まずいときにまずいことを始めたもんだ。
あ、いや、これはデモ隊のほうのハナシ。
いまの時期はアメリカや西側諸国がむきになってケンカを吹っかけてきているときで、中国にとってはまさに国難というところである。
中国国民の多くがそう感じているときにデモを煽っても、彼らがそんなものに乗ってくるかしら。
中国人というのは乗せられやすい人たちではあるけどね。

どこの国にも反体制活動家というのはいる。
そういう人間を見つけてきて、不満を煽るのは、お上の政策に満足しろと説得するよりは簡単だ。
指導部をけなす理由がないものだから、ゼロコロナ政策をやり玉に上げているんだろうけど、これについて明確にこうすべきだという代案のある人はいるかね。
従順な国民ばかりの日本でさえ、患者はちっとも減らないのだ。
日本とちがって伝統的にお上のいうことを聞かない国民をかかえて、このやっかいな病気を抑え込みたい中国政府としては、なにがなんでも家に引っ込んでいろと強制するしか方法がないんじゃないか。

たしかに共産党の一党独裁では、国民に有無をいわせないという問題がある。
日本ならだれがなにをいおうと自由勝手で、無責任な発言が横行しているけど、コロナについてだれも解決策を持ってないことは事実だから、上からいわれた方法にしがみつくのは硬直した官僚主義の名残りかも知れない。
そんなことはともかくとして、中国が感染者を家に閉じ込めておくのは、日本にとってはありがたいことなんだし、それにいちゃもんをつけるのはどうかと思う。
しかも文句をいってるのはウクライナのときとまったく一緒で、アメリカ、英国、そして日本のNHKがその筆頭だ。
また始まったかと思うのはわたしだけかい。

BBCは上海で取材を拒否されたという。
そりゃそうだ。
これまでの経過を眺めると、BBCは中国批判の急先鋒で、あらゆることで中国が不利になるよう捏造報道をしているところだから、科学番組で定評があり、わたしもそのすばらしさでは文句のつけられない放送局とは、とても思えない。
今日は新しい首相のスナクさんが、貿易が社会や政治の改革につながると思ったらアマかったと発言していた。
中国がいうことを聞かなかったら、もう貿易はしてやらないつもりみたいだけど、いいのか、そんな大見得を切って。
なにしろあちらは世界一の購買者をかかえた国でもあるよ。

義を見てせざるは勇なきなりで、またわたしの反骨精神がむずむず。
今度は世界でゆいいつの、中国に理解をしめすブログになるような気がするけど、世間のみなさんはそういうことにあまり興味がないみたいね。
ここんところわたしのブログ、アクセスが乱高下してるよ。
今日はなんとか3桁に届いたけど、昨日は30ぽっちだ(知り合いと親戚分を引くと)。

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2022年11月28日 (月)

今日のNHK

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録画してあった「にっぽん百名山・秋田駒ヶ岳」を観たら、熊谷久美子という山岳看護師の資格も持つガイドさんが出てきた。
もとはなにかスポーツをしていた人かも知れないけど、足が長いのに下半身はそんじょそこいらのニワカ山ギャルと違って、がっちり安定しているところがひじょうに魅力的。
わたしってこういうタイプに弱いのよね。
これがNHKではなく民放の番組だったら、同じ女性が出演していても、魅力は半減していたと思われる。
こういう熱烈なファンの声にどう答えるのだ、え、NHKは。

そんなことはどうでもエエ。
同じく録画してあった「捏造の世紀」、いや「混迷の世紀・揺らぐ“食”の秩序」という番組を観たら、世界の食料問題の原因は地球温暖化や、高く買ってくれるところに売ろうという資本主義の原理にこそあるはずなのに、なーんでロシアが、ロシアがという言葉ばかり出てくるのさ。
「混迷の世紀」シリーズは、例によってロシアをおとしめようというプロパガンダがいっぱいで、そのために新たに企画された番組なんだろうと思ってしまう。
こんなことばかりして、そのうちロシア・バレエの放映いっさいまかりならんということになったらどうしてくれるのだ。

そのプレミアムシアターは、昨夜はパリで行われたパリ祭コンサートだったけど、きれいどころの歌手やピアニスト(アリス=紗良・オット)が動員されていて、これもなかなか見どころがあったねえ。
そうかと思えば今日のシネマは、アカデミー賞の外国語映画賞をもらったとかいう「おくりびと」という映画なんだけど、これってわたしがけちょんけちょんにけなしたことのある映画だ。
まったくNHKは玉石混交だな。
どうでもいいけど、幼稚なプロパガンダだけはヤメロ。

添付したのは、わたしが花壇に植え付けたサクラソウ2種。
あいかわらず趣味が支離滅裂で、異常性格だと自分でも思ってしまいます。

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2022年11月27日 (日)

台湾の事情

夜中にテレビを観ていたら、台湾で与党が惨敗というニュースが飛びこんできた。
勝利したのは蒋介石の流れをひく国民党で、どっちかというと大陸中国に近い政党である。
思ったより早くアメリカが恐れていた事態がやってきたのかも知れない。
わたしは中国の台湾侵攻はないといい続けてきたけど、台湾人が自分の意思で大陸を選択すれば、もう中国の台湾侵攻を阻止するなんて言い分は通用しない。

台湾だって若年層をのぞけば、なんでもかんでも民主主義がいいというわけじゃないのだ。
アメリカに従属すれば、ウクライナみたいに最初は威勢よくても、アメリカ国内の都合でいともかんたんに切り捨てられる。
年配者はいまの中国がかっての共産主義国ではないと知っているし、冷静に眺めればアメリカは早晩沈みゆくタイタニックなのだから、それより以心伝心で、おたがい気心の知れた中国に寄り添うほうが、将来的にもマチガイがない。
さらにまずいことに、いまの米中関係をながめると、ケンカを吹っかけているのはつねにアメリカのほうで、中国は挑発にのらず、じっと耐えているところだということもわかるだろう。
中国は経済が停滞しているという人もいるけど、そりゃアメリカが邪魔をしてるからであって、重しが外れさえすればまた怒涛の発展の再開だ。

アメリカより中国にくっつくほうが得だと考えたら、中国人は民主主義だ、ヘチマだとややこしいことはいわないのである。
なりふりかまわず中国の悪口をいってる人たちは、これからどうするだろう。
ウクライナ戦争がロシア有利で終結し、台湾は中国と手を組むということになったら、やっぱり孤立するのはアメリカとG7かも知れない。
日本の岸田クンは・・・・そうか、彼はそんなにいつまで首相でいられないかも知れないからどうでもよくって、偏向報道局の日本の公共放送はどうする、どうする、どうすんのよ。

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2022年11月26日 (土)

今日のオキザリス

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昨夜のニュース9はW杯に喰われたのか、ウクライナ情勢がひとつもなし。
これじゃNHK非難のネタがないけど、そのまえの日あたりにEUがロシアをテロ支援国家に指定したとか。
インフラや民間施設を攻撃したのがケシカランということらしいけど、ガスパイプやクリミア橋を爆破したり、やってることはウクライナもいっしょじゃん。

いったい戦争をなんと心得とるのかね。
戦争は民間をまきこまずに正々堂々とやれというなら、広い原っぱで、軍隊同士だけでやってもいいんだぜ。
まわりが手を出さないタイマン勝負なら、最初から勝負は見えてるんだ。
ということを、プーチンがいわないからわたしが代弁したけど、いっさいの反論も抗議もせずに、沈黙を守るプーチンの姿勢に、物乞いスポークスマンと化したゼレンスキーさんとは、異なるすがすがしい指導者のすがたが見えるよな。

軍隊でちょくせつ相手を叩くと、こっちの損害も馬鹿にならないし、またアメリカが積極的に出てくる可能性がある。
アメリカとの間合いを測りつつ、冬将軍の加勢のもとでウクライナを追いつめる。
これはきわめてまっとうな戦略だ。
世界はそろそろ戦争にうんざりしてるんだから、文句をいうくらいならさっさと降参しろ。
ということを、今度は世界に成り代わって代弁してみました。

蛇足ながら、知り合いからもらってきたオキザリスの花の現状についても報告しておこう。
もらってきた当時は5つか6つしかついてなかった花が、花壇に植え替えて、あとはほっぽらかしなのに、いまでは20以上も花をつけている。
小さいけどなかなか魅力的な花である。

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2022年11月25日 (金)

値上げ

今月の電気使用量を見たら、4月とぴったり同じ255kwだった。
同じのはそこまで。
料金は8,148円と10,071円で、2,000円も違っていた。
これがうわさの電気料金値上げというやつか。
いくらこっちが節約しようと思っても、あっちが値上げじゃどうにもならんよ。
じいさんのわたしはいいけど、これから人生を渡っていこうという若いモンが不憫で不憫で。

でもウクライナを見よ。
あっちは戦後の焼け跡時代に逆戻りだ。
これで寒くきびしい東欧の冬を乗り切れって、ゼレンスキーさんもなにを考えてんだろうねえ。
さっさと降参してしまえばいいのに。

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2022年11月24日 (木)

熱中する

わたしはスポーツにはあまり興味がないほうだけど、それでも見始めると、つい熱中してしまうことはある。
そう、昨夜のサッカーの試合についていってるんだけどね。
今夜はたしか日本の試合があったよなって、テレビをつけたらちょうど開始15分あたり。
まえ評判は圧倒的にドイツ勝利ってことだったから、あまり熱中しないでほかの仕事をしながら、観るともなく観ていた。
まもなくドイツの先取点が入って、あ、やっぱりと、あまりぼこぼこにされるのを観るのも気のドクだから、いったんテレビを消してしまった。

しばらくしてまたスイッチを入れ、様子をうかがってみたら、試合は1点差のまま後半に入っていた。
けっこう頑張るじゃんとそのまま試合を観続けていたら、おお、なんたることか、日本の同点弾だ。
このあたりから熱が入って、テレビ画面にくぎづけ。
日本が勝ち越し弾を放つと、あとはもう逃げろ逃げろと、部屋のなかでこぶしをにぎりしめる始末。
野球なんかに比べるとサッカーにそれほど関心がわかないけど、こういうことはあり得るのだ。

おかげでBSの「中国デジタル統治の内側/ウイグル自治区」という番組を、プロパガンダだと攻撃する文章を書いてるヒマがなくなってしまった。
ま、あれは再放送で、制作は英国のテレビ局だったから、いちいち書かなくてもどんなものか、みなさんは理解していると思う。

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2022年11月23日 (水)

野望と無謀

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YouTubeが儲かるらしい。
ひとつわたしも始めようかと思って、いろいろ研究してみた。
世間にはちらりとパンツを見せるだけで、視聴者1万だ、2万だというチャンネルがたくさんあるけど、あいうのはたいてい若くてきれいな女の子である。
わたしみたいな頑固なじいさんがパンツというわけにもいかないし、身近に代わりにモデルになってくれそうな娘もいない。
YouTubeにはパンチラだけではなく、ありとあらゆるタイプの映像が上がっているから、何かわたしにできそうなこともあるのではないか。

幸いというか、わたしは世間にはこれ以上はないというくらいのヘソ曲がりだ。
ブログを読めばわかるだろうけど、わたしの映画評なんて世間の評価とかけ離れていて、世間が認めるものをけなす、ろくなもんではないとされている映画を賞賛したりする。
広い世間にはこういう映画評をおもしろがる人だって(百万だ、1千万だとはいわないけど)一定の数はいるのではないか。
だから映画を批評するチャンネルなんかどうだろう。

ところで先日のNHKニュースを観ていたら、「ファスト映画」というものが事件になっていた。
まだ公開まえ、もしくは公開直後の映画を10分ぐらいの短縮版にして、それを有料でネットに公開して、金儲けをする輩がいたらしい。
YouTubeには映画の予告編もあふれているので、10分ぐらいの映像なら予告編みたいなものであると主張できるんじゃないか。
ということを考えたんだろうけど、これはやっぱり、れっきとした著作権法違反である。
しかし世間にはわたしと同じように、好きな映画の批評をして、それでいくらかでもお足を稼ごういう人も少なくないようだ。
ただし冷静な人なら、これはヘタするとお縄問題であることを心得ているから、そのあたりでいろいろ苦労しているようである。

映画評というからには当該映画のワンシーンを載せたいのは山々だ。
じっさいに、ほんのわずかなら映画の一部を載せているYouTube映像もある。
ちなみに“2001 a space odyssey”というキーワードで検索すると、「2001年宇宙の旅」の映像を使ったYouTube映像がたくさんヒットする。
映画はまだ著作権が切れてないはずだし、あれってぜんぶ許可を得て使っているんだろうか。
なかには苦情が来たらさっさと削除してしまえ、ほんのいっときでも自分の映画評を世間に公開できればいいんだという人もいるだろう。
しかし貧しい年金暮らしのわたしは、そんな金にもならないことはしたくない。
かくして著作権問題と、わたしの欲望の衝突は果てしなく続いていくことになる。

YouTubeですでに無料で公開されている映画ならどうだろう。
古い作品や、著作権にむとんちゃくな外国の映画なら、そういう映画もたくさんある。
たとえばわたしがブログで取り上げた、ポール・ムニの「ゾラの生涯」、スーザン・ヘイワードの「私は死にたくない」、日本未公開らしいけど、スターリン時代の恐怖政治を扱ったロシア映画「チェキスト」、最近観た映画のうちの傑作と書いた「アンダーグランド」もYouTubeでいつでも観ることができる。
そんな映画の評価なんてだれが興味を持つのかといわれそうだけど、だからこそ、陽の当たらないこういう映画を紹介したって、映画会社が損をするわけじゃあるまいし、かえってお礼をいわれるのではないか。
うーんと考えているうち、またひとつの展望が開けてきた。

言葉がわからないからむずかしいけど、ロシアの映画なんて最新のものまで見放題だ。
ロシア語のわかる人なら、字幕をつけてYouTubeに載せれば、これはかなり視聴者を獲得できるのではないか。
映画にかぎらず、YouTubeに上がっているロシアの映像で、これはなんといってるのかと興味を持つ人は少なくないと思われるし、そこまでやるなら新しいネットビジネスとしても成り立つかもしれない。
YouTube自体はそのうち規約が変わって、いつまで美味しいものではなくなるだろうけど、ロシア人の奥さんをもらった日本人なら、いいサイドビジネスになるかもよ。
あ、また新しい金儲けの方法を伝授してしまった。
気前のいいのと、年齢がちいとばかり老けすぎていて、ロシア人の奥さんがいないのがわたしの欠点だな。

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2022年11月22日 (火)

世代の断絶

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他人のブログを読んでいたらNHKを批判するものがあった。
しかし理由はわたしとは違うようだ。
その人は、最近の紅白歌合戦が韓流歌手ばかりになったのがケシカランというんだけど、そんなもの、わたしにはどうでもいいことである。
だいたいわたしはNHKのファンで、民放はまず観ない人間である、ということを公言しているけど、そうかといって紅白歌合戦や朝ドラや、「鎌倉殿の13人」などを観ていると思われては困るのだ。
紅白も大河ドラマも、もう30年か40年は観たことがないのである。

理由はやっぱり歌にしてもドラマにしても、おもしろいと思えるものがなくなってしまったからだ。
なんせわたしの世代は、芸術ルネッサンスといえる60年代から70年代を体験しており、そういうものが現代とはケタ違いに豊かで価値あるものだった時代を知っているのだ。
小説にしたって最近は現実のほうが、へたなフィクションよりずっとおもしろい。

そういうわけで、わたしがNHKしか観ないというのは、安っぽい音楽番組や、マンガみたいなドラマが観たいわけじゃないのである。
わたしが観るのはコマーシャルが入らないBSで、ときたま放映される古い映画の傑作や、国内外の旅番組や登山番組、お子さま向けのものもあるけど自然科学の番組や、若い娘が飛んだり跳ねたりする外国のバレエ番組などなのだ。
これ以外に、最近はプロパガンダが多くて閉口するけど、おもしろそうであれば外国のドキュメンタリーも観る。
ウクライナ戦争が始まってからは、これにさらに日々のニュースも必見番組に加わった。
2台の録画機を駆使して、朝7時のニュース、12時のニュース、19時のニュース、21時からのニュース9、深夜の国際報道は毎日録画することにしていて、あとでその中からウクライナ関連の部分だけをひとつにまとめるのだ。
これではとても紅白や朝ドラなんぞ観ているヒマはないぞ。

こんなハードな番組ばかりが趣味だからといって、べつにエラそうな顔をしているわけじゃなく、とにかく最近の若いモンの趣味はほとんどわたしと一致せんのヨ。
あいつらホントにわたしと同じ種類の生きものなのか。
ゲームも嫌いだし、紅白や朝ドラ、大河ドラマに興味がないせいで、こちとら話の合う友人もおりゃせんワ。

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2022年11月21日 (月)

謀略

今日もNHKのプロパガンダをけなそうと、もう下書きを半分くらい書き終えていたんだけど、それより昨日のわたしのブログのアクセス数が、親類や知人の分を引くと、たったの20だったというほうが重要問題みたいな気がする。
ロシアを擁護するきわめて珍しいブログを、この広い世界で、読んでいる人がたったの
20人だけって、アナタ、信じられる?
国際的謀略にまきこまれたんじゃないかと思ってしまうワ。
そのうちわたしが団地のベランダから転落したら、CIAかNHKの差し金だ。

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2022年11月20日 (日)

いいヒマつぶし

歳をとるとおもしろいことがなくて困る。
映画を観ても、本を読んでも、音楽を聴いても、若いころのような興奮を感じることはめったにない。
カメラやパソコンに凝るのも若いうちだけ、老眼で目がしょぼしょぼのじいさんが凝るような趣味じゃない。

目下のわたしがおもしろさを感じるのは国際情勢である。
ウクライナの戦争ひとつとっても、プーチンが侵攻した理由はなんだろう、ゼレンスキーさんの言い分がころころ変わるのはなぜか、バイデンさんは尻に火がついたな、ガスパイプやクリミア橋を爆破したのはだれなんだ、この報道はファクトかフェイクかなど、ヘタな推理小説やミステリー映画よりずっとおもしろい。
立て続けの横文字の国際会議にしても、アメリカの期待を裏切る途上国の仕打ち、孤立させるべき側の孤立というどんでん返し、そしてむきになってプロパガンダに精を出す日本の公共放送など、ホント、息もつかせぬおもしろさ。

ココログのブログには個人の趣味や、日々の日誌のようなものが多く、宣伝や宗教関係者のゴタク、あいだにロシア非難もぽちぽちだけど、わたしが国際問題ばかり取り上げるのは上記の理由で、棺桶に片足突っ込んだじいさんにとって、こんないいヒマつぶしはないやね。
ただココログの主旨からすると邪道のようで、最近のアクセス数はありゃなんだ。
今日もこの調子では、親戚や友人を引くと、読んでいる人はたったの30人ぐらいしかいないらしい。

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2022年11月19日 (土)

また昨夜のNHK

昨夜のニュース9に森喜朗さんが出てきてなにかいっていた。
ニュースの見出しは「森もと首相 “プーチン大統領、核兵器使用の可能性も”」というものになっていた。
喜朗さんはわたしの知っているかぎり、プーチンと仲のよい友人のはずだから、ホントかよと疑いの目で観た。
その結果だけど、NHKの悪意がこれほどはっきり出たニュースはないね。

森もと首相の発言は以下のとおり。
「プーチン大統領だけが批判され、ゼレンスキー大統領はまったく叱られないのはどういうことか」
「ゼレンスキー大統領は、大統領として多くのウクライナ人を苦しめている」
「わたしはプーチンと親しくしていただけに、彼の気持ちもよくわかる」
「戦争というのは勝つか負けるかなので、このままいけば核を使うことになるのかもしれない」
「プーチンにもメンツがあるでしょうからね」
「安倍もと首相なら戦争を収めていたかもしれないけど、岸田首相はアメリカ一辺倒になってしまった」

これって文章だけ読むと、プーチンが核兵器で世界を脅迫しているように聞こえるけど、映像で見ると好好爺然とした喜朗さんが、かっての親友を気遣っているような言い方で、しみじみと人情味を感じさせるものだっだ。
わたしはよく相手の立場を理解するようにというけど、それには相手がその言葉をどういうつもりで言ったのか理解することも含まれる。
喜朗さんはそんな意味でいったのではないはずだし、たまたま内容の一部が反プーチンのプロパガンダに使えるというので、飛びついて、その部分を切り取って放送したNHKには怒りをおぼえる。

NHKの願望とは裏腹に、おそらく戦争は終焉に向かっていると思う。
それでもわが公共放送だけは未練たらしく、あいかわらずウクライナを支援しているつもりらしい。
ロシアとの関係を永遠に断ち切って、なにか日本のためになることがあるのだろうか。
いまのご時世だから、この機会に日本を軍事大国にしてしまえというつもりかも知れないけど、プーチンは日本をよく理解したロシアの大統領だった。
そんなロシアを敵にまわしていいことなんかあるはずがない。
安倍もと首相の国葬に、日本政府はロシアを招待しないことを早々と決めたけど、喜朗さんは最後に、亡くなった安倍クンとプーチンを引き合わせてやりたかったのではないか。
人情という言葉もじょじょに失われていく、NHKのおかげで。

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2022年11月18日 (金)

昨日のNHK

わたしのブログを読むと、NHKを目のかたきにしているように思われるかも知れない。
これはまあ仕方がない。
わたしは民放のバカ騒ぎが大嫌いで、テレビは基本的にNHKしか観ない人間なのだ。
ウクライナ戦争が始まって、いくらなんでも偏向が激しすぎると思っても、だから民放に乗り換えようとは思えないのである。
こういう忠実な信奉者をまえにして、NHKはなにか感じることはないのだろうか。

NHKしか観ないのだから、いきおいNHK批判が多くなるのも当然だけど、いったいどうしてウクライナ戦争あたりから、アメリカの民主党に肩入れして、他国へケンカを売るのが商売の放送局になったのだろう。
昨夜のニュースでも、米国の中間選挙の結果について、上院では民主党の勝利、じっさいにはぎりぎりの僅差の勝利だったにもかかわらず、勝ちは勝ちだと大喜び、下院では共和党の勝利だったものの、圧倒的に不利といわれていたのに善戦したから負けとはいえないと、強引な論理だ。
本来ならまっぷたつに割れたアメリカ国民のことを問題にすべきじゃないか。

このあいだまで戦争遂行にひたすら熱心で、ウクライナの支援に面子をかけていたバイデンさんが、手のひらを返すように、戦争にためらいを見せるようになってきた。
ロシアを擁護してきたわたしとしてはいい傾向だけど、これじゃ政権が変わったとたん、日本にすり寄る韓国みたいである。
それでもNHKは、とっくに結論の出ているポーランドのミサイル着弾事件について、なにがなんでもロシアに責任を押しつけようとする。
この姿勢はアメリカよりひどく、もはや醜悪としかいえない。

これじゃゼレンスキーさんが疑心暗鬼になるのも当然だ。
彼にしてみれば、戦争を終わらせたい米国が先頭に立って、ミサイルはロシアのものではないと言い出したように聞こえるだろう。
これがよくできたミステリーなら、そのあたりがどんでん返しになるところだけど、現実の世界ではそりゃないだろう。
その気になってウクライナの応援をしてきた、日本政府やマスコミ、そしてしたり顔の識者なる人々も、いきなり梯子をはずされたようなものだ。
それでもまだロシア非難を続けようというNHKは、米国や英国、EUに代わって戦争を引き受けようというんだろうか。
でもサハリン1、2ではぜんぜん腰のすわらないだらしない国だからなあ。

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2022年11月17日 (木)

ポーランドのミサイル

がっかりだね。
ポーランドにミサイルが撃ち込まれたって件、またロシアだ、ウクライナだ、アメリカの謀略だって水かけ論になったら、わたしが推理を働かせる絶好の謎解きミステリーになったものを。
さすがのアメリカも、調べりゃわかってしまうことをロシアにおっかぶせるわけにはいかなかったらしい。
NHKだけは軍事評論家なる人をかつぎだして、たとえウクライナの防衛ミサイルであっても、原因をつくったのはロシアだから、ロシアがどうのこうのと未練たっぷりにいちゃもんをつけていた。
ソ連時代にロシアにいじめられたポーランドは、ロシアを叩く絶好の機会だって、それっとNATOに注進していたけど、NATOだってそんなものに付き合っちゃいられないよ。
やたらにメンバーを増やしすぎた弊害はこういうところに現れるんだよな。

おかげで今回のアメリカの姿勢は抑制が効いていて素晴らしいと、ロシアも賞賛するし、もうすでにウクライナやEUの頭ごしに、米露の和解のほうが進んでしまっているのかもね。
ゼレンスキーさんだけは、周辺国もテロの被害に遭遇する可能性が出てきたなんて、あいかわらずのスポークスマンだ。
その後ポーランドの大統領さえ、この件は一件落着と広報しているのに、日本のNHKだけがアメリカ以上にことを重大化しているように見える。

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2022年11月16日 (水)

G20

なんだか知らないけど、わたしの希望通りにいきそう。
中間選挙の下院でも、数の力でつぎの大統領選挙を牛耳ろうとしたトランプさんの目はなくなったんじゃないか。
わたしとしては科学にまったく無知で、温暖化に見向きもしない大統領というのも困るし、そうかといって民主党が勝って、ウクライナ支援を継続したいバイデンさんに張り切られても困る。
トランプさんが自分の限界を悟り、なおかつ米国のねじれ現象が続いて、ウクライナ支援もたいていにしようぜって声が高まるのがいちばんいい。
ま、負けずギライのトランプさんだから、まだ大統領を断念してないみたいだけと、米国民の民意はもはやトランプさんではないだろう。
これならわたしの希望に、まさにどんぴしゃりの結果になるんじゃないか。

G20でも、NHKは必死で言葉を選び、再構築(捏造という)しているけど、どうみてもG7と、それ以外の新興国の断絶はあきらかで、アメリカのおもわく通りにはいきそうもない。
なぜかそこにいるウクライナが、いくらロシアをはずしたG19にしようよといっても聞く耳は持たれてないようだ。
気に入らない仲間ははずして、気の合う仲間だけで仕切ろうというのが、どんなに不公正なものか、日ごろ民主主義をいっているみなさんにもわかるだろうね。
ロシアを孤立化させるどころか、G7と岸田クンは自分たちが孤立する心配をしたほうがいいんじゃないか。
やっぱり世界は冷静だったと、わたしもひと安心。

でもG20で気になったのは、ラブロフさんがロシアの立場を説明したら、(NHKによると)フランスのマクロンさんが即座に反論したそうだ。
フランスはEUのなかでは、どちらかというとロシアに同情的なはずだから、いったいどんな反論なのか知りたいと思ったけど、肝心の会話部分はなし。
靴の上から水虫をかくというのはこういうことだ。
とにかくNHKの報道は、公平に見ようとすれば穴だらけだよ。

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2022年11月15日 (火)

ラブロフさん

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まあ、じいさんだからな。
わたしがいつ死んでもおかしくないように、ラブロフさんがいつ倒れてもおかしくない。
そんなもんにいちいち騒ぐな。
ラブロフさんがぽっくり逝ったら、G20にはすぐに代わりが行くだけじゃん。

ウクライナではロシア軍が動物園の動物を盗んでいたそうだ。
映像を見たけど、盗んでいたのか避難させていたのか、日本人にはわかりようがない。
ヘルソン州ではあらかじめロシア系住人の避難もあったはずなので、ラマやアライグマもロシア系の動物だったかも知れないじゃん。

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反日新聞のいま

今日もヤフーにはロシア非難のプロパガンダばかりだ。
そんなもののひとつに、ゼレンスキーさんの「戦争の終わりの始まり」という言葉があった。
しかし彼に戦争を終わらせる戦略なんかあるんだろうか。
ウクライナ軍を指揮しているのは、ほんとうは米軍であって、彼は司令官を演じる操り人形、戦闘をながめても、前進しろ、まえへ進めと叱咤激励するだけで、ほかにやることといったら、もっと支援してくれ、武器をくれと声を上げるだけのように見える。

毎日新聞がソースの記事では、ロシアの右派の論客、この人は娘を車ごと爆破されたアノ人だけど、がプーチンのウクライナ政策を公然と非難しているという。
ちょっと理解に苦しむ状況であるものの、それはともかくロシア国内でプーチンの政策に抗議するデモが起きる。
世間のボンクラやNHKはそれみたことかという按配だけど、スターリン時代なら、デモ隊はたちまち逮捕されて、処刑かシベリア送りだ。
しかし政府に対する非難や抗議くらいなら、民主主義国では当然のことで、アメリカや日本だって起きるよ。
これでもロシアが強圧的、かつ残忍な独裁国家だというのだろうか。

毎日新聞といい、朝日新聞といい、もともと強力な反日新聞であったはずのメディアが、ウクライナでは日本政府といっしょになってロシアを口撃するのには、おどろくしかない。
ロシア軍は戦略的な考えで、兵力の温存を図り、ヘルソン市を放棄し、川のこちら側の守りを固めた。
相手が撤退していった土地に進駐して、勝った勝ったと大喜びのゼレンスキーさんは、ロシア軍の戦争犯罪をあばくなどと、意味のないことをいい始める始末。
まだ決着がついてないのに、一方がもう一方を裁くってなんなのよ。
それはおかしいということさえ書けないのか、え、反日新聞は。

ロシア軍のほうはいちいち声を上げて反論しないけど、ウクライナ側のやっていることは、なんとか優勢であることを印象づけようとするプロパガンダで、北朝鮮の正恩クンと同じただの強がりにしか聞こえない。
バイデンさんもそろそろ和平に目をやり始めたようだし、ゼレンスキーさんのほんとうの正念場はこれからだ。
もちろん反日新聞の正念場もこれからである。

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2022年11月14日 (月)

馬鹿か

東アジア首脳会議で岸田クンが、中国を名指しで批判したそうだ。
この人は馬鹿か。
ウクライナでもあっという間に米国に追従したし、一国の首相として、およそ理性的な判断のできない人のようだな。
こう単純バカが輩出すると、わたしも判断に迷ってしまうよ。
世界は星のめぐり合わせが悪くて異常な時期にさしかかっているのか、それともやっぱりわたしがもうすぐ一巻の終わりなので、人間には動かしようのない神秘的な時期が、向こうからやって来たのか。
これじゃオカルトだけど、せめてわたしが生きているあいだは、ロシアに続いて今度は中国の、いわれているようなことのほとんどが根も葉もないことを釈明していこう。

台湾については、わたしは軍事侵攻なんてあり得ないといい続けている。
放っておいても転がり込んでくる果実のために、中国が発展を一時停止して、ヘタすりゃアメリカと戦争になりかねない愚行をおかすだろうか。
中国人というのはつねにどっちについたほうが得かを考えている人種だから、アメリカが凋落して、中国が順調に発展すれば、そのうち台湾人が自らすすんで、大陸に組み込まれようとするときが来るに決まっている。
民主主義なんて高邁な理屈でオマンマは食えないんだよ。

香港だってそうだ。
若者たちは性急に民主化を求めるけど、年寄りたちは現在の中国が、むかしに比べればずっと豊かで、民主的な国になったことを知っている。
香港で民主化デモがあったとき、大陸から取り締まりのためにやってきた中国警察は、まるで日本の警察を見習ったかのようにソフトだった。
民主化というのは自由放任主義とはちがう。
あるていどの制約は必要だし、多民族国家の中国やロシアはそのバランスに腐心しているように見える。
香港のことを心配するなら、アメリカのことを心配してやったらどうだ。

新疆ウイグル自治区もそうだ。
中国がウイグル人を弾圧しているというのは、西側のマスコミと、ウイグル人の独立運動家によるプロパガンダなんだけど、日本には以前からレイシストまがいの中国ギライが多いから、かんたんに引っかかる。
いまの中国は少数民族を怒らせないように細心の注意を払っているといったほうがいい。
ぼんやりとNHKやマスコミの言い分を聞いていないで、調べようという気があれば、現地の状況はいくらでもわかるのに。

わたしは中国がいわれているような弾圧をしていないという証拠を見つけるたびに、このブログで取り上げてきた。
下のリンク先の記事を読んで、それでも弾圧があるという人がいるだろうか。
2021年8月29日の記事
2021年8月31日の記事
2022年8月5日の記事

尖閣諸島の問題では、わたしは中国の肩を持とうと思わないけど、相手の立場でものを考えれば、実効支配しているからというセリフはおかしい。
それでは北方四島はどうなのだ。
あっちはロシアが実効支配してるので、中国に向けていったことが、そっくりそのままブーメランになってもどってきてしまう。
相手の立場もつねに考えるわたしとしては、戦争をしてまで小さな島を死守してほしいとは思わないから、これこそ政治家の腕の見せ所というべきじゃないかね。

日本人が恐れているのは、強大な軍事大国になった中国が、現在のアメリカのように、腕力を過信した横暴国家になると信じているからだろう。
それはとりもなおさず、現在のアメリカがいかに横暴な国であるかの証明なんだけどね。
そんな心配をするより、いまの世界は温暖化のような、地球規模の難問を抱えているときだ。
日本は中国にとってもなくてはならない国になるほうがいい。
どうしても心配なら核兵器でもICBMでも備えるさ。
一発で地球をふっ飛ばしてしまうような爆弾を1個備えれば、国防は万全だ。

今日のニュースによると、バイデンさんと習近平さんが直接会談をするそうで、議題は衝突回避のために意思の疎通をはかるということらしい。
ケンカをふっかけているのは自分たちで、中国はなにもしていないのに、これがアメリカのいつものやり方である。

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2022年11月13日 (日)

プレミアムシアター

今夜のBSプレミアムシアターは、「人間の声」という聞いたことのないオペラと、オーケストラの演奏なんだけど、番組表をよく見たら、このオーケストラはウクライナの楽団になっていた。
するとまたNHKのプロパガンダなんだろうなと思ってしまう。
音楽やバレエ・オペラに国境はないからいいようなものだけど、ありとあらゆる番組を動員してウクライナを擁護しようというNHKの姿勢にはあきれる。
カラスの鳴かない日はあっても、ウクライナを擁護する番組のない日はないといっていいくらいだ。
ウクライナが順調に優勢なら、極東の島国がこんなにしゃかりきになって応援する必要はないはずだから、ここはやっぱり、応援してやらなければ、ゼレンスキーさんも風前の灯火なんだろうと思ってしまう。

いったいウクライナの戦争で(ウクライナが勝ったとしても)日本が得るものがなにかあるだろうか。
独裁国家から民主主義を守った?
そんならアメリカの心配をしてやったほうがいい。
アメリカでは中間選挙の結果がもつれにもつれて、今日ようやく上院の勝敗が決したようだけど、ほんの1票か2票の差では大勝利というわけにはいくまい。
もしも下院で共和党が勝ってしまったら、民主党のバイデンさんをとりまく環境はねじれ状態で、ウクライナ支援を継続できるかどうかも依然として不透明だ。
アメリカ国民は勝った負けたよりも、これだけくっきりと世論が割れたことのほうに危機感を持たなければいけないんじゃないか。
民主主義の盟主が、国内問題でその危機に瀕しているのだから、本来ならウクライナなんぞに関わっているヒマはないと思うんだけどね。

世の中が平和だとマスコミには死活問題だ。
ウクライナ戦争は格好のメシの種だったので、できるだけ長引いて欲しいというのが、日本のマスコミがプロパガンダをくり返す元凶なんだろうな。
それでも最近のヤフーニュースに、日本人の大半はマスコミの報道に疑念をいだいているというアンケート結果が出ていた。
やっぱり全体でながめれば日本人は冷静なんだね。
わたしは早く戦争が終わって、NHKがまたボリショイやマリインスキーなど、ロシアのバレエを放映してくれることを心待ちにしてるんだよ。

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撤退と奪還

わたしがプーチンだったとする。
ヘルソン市を手放した。
ゼレンスキーさんはまるで戦争に勝利したかのように大喜びだ。

ほうっておけ、われわれの最終目的は要衝のクリミア半島と、そこへ陸路で通じる東部4州の回廊を確保することだ。
ヘルソン市なんてヘルソン州のほんの一部でしかないし、しかも川の向こうにあって防衛するには不利なところだ。
われわれはウクライナ全土を占領しようってわけじゃないのだから、あんな都市のひとつぐらい返してやったって痛くもカユくもない。
それより川のこちら側はがっちり固めよ。

そのうち大反撃をしてもいいんだけど、ちょっとタイミングがむずかしいな。
あまりウクライナをぼこぼこにすると、せっかく中間選挙で、これからもウクライナ支援を続けようかどうかと迷っているアメリカを、また結束させてしまう可能性がある。
ここはエネルギー施設やインフラの攻撃で、ウクライナをじわじわと締め上げるしかないだろう。
そのうち共和党が多数になった米議会から和平の話が出てくるかもしれない。
その場合、クリミア半島とそこへの回廊だけを確保できれば、われわれの勝利といっていいのだから、いまはあまりアメリカを刺激しないようにしよう。

そんなところだと思うんだけど NHKのニュースではぜんぶこちら側に都合のいい解釈ばかり。
その件はたしかな根拠のあるものなのか、ソースはどこなのだということを、つねに目ん玉をかっ開いて注視する必要があります。

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2022年11月12日 (土)

昨夜のニュース9

昨夜(11日)のニュース9に、2019年〜今年9月まで、ロシアとの交渉の矢面に立っていた、アメリカのもと駐ロシア大使ジョン・サリバンという人が出てきた。
いまの時期にアメリカ大使の発言といったら、聞かなくてもおおよその察しがつくけど、彼がロシアをおとしめるつもりで発言したことが、そのままアメリカの対ロシア外交の内幕を語るものになっていたのがおもしろかった。

ウクライナ戦争の開始4カ月ほどまえには、米国はロシアがウクライナに軍事侵攻することを把握していたそうである。
アメリカ大使のサリバンさんとしては、もしも侵攻すれば、米国は他の国とともに対抗措置をとることになり、ロシアは壊滅的被害をこうむるだろうと警告したという。
このときロシアは侵攻を否定したそうだ。
つまりウソをついたということになる。

しかしプーチンがずっとむかしからウクライナに野望を持っていたことは、彼の15年まえの演説を聞けばわかるとサリバンさんはいう。
その演説というのは、2007年に国際会議の席でなされたもので、米国はNATOを拡大してロシアを包囲しようとしているというものだった。
その後の経過を見れば、これは事実のようだけど、サリバンさんにいわせると、このころからプーチンはウクライナを支配する構想を練っていたのだということになる。
そしてことあるごとに、米国がじゃまをすれば核戦争につながるかもしれないと脅迫するような発言をしていたともいう。
プーチンはウクライナ支配に執着しており、ロシア帝国の復活をめざしていたのだそうだ。

さて、お立ち会い。
サリバンさんの発言はこちら側のもので、ロシア側の事情を正確に話しているとはいえないし、むしろあまりに一方的なので信用できない。
ひとつ確実なのは、アメリカが関与したかどうかは別にして、ウクライナがNATOに加盟しようとしていたことだ。
もしもNATOの兵器がウクライナに配備されることになったら、ロシアにとっては、むかしキューバにロシアのミサイルが配備されようとしたときのアメリカと同じ状況になる。
アメリカが第三次世界大戦も辞さない勢いでこれを阻止しようとしたのも当然だし、ロシアがウクライナの加盟を阻止しようとしたのも同じことだろう。

4カ月まえに侵攻を把握していたのなら、アメリカはなぜウクライナのNATO加盟を押しとどめ、ロシアを説得して戦争を防ごうとしなかったのか。
アメリカは戦争を止めようと思えば、その時間は十分あったのである。
それなのにアメリカがやったことは、侵攻なんかしたら承知しねえからな、みんなわかってんだぞと、ロシアを恫喝することだった。
これではロシアの、とくに軍部の反発を引き出すだけではないか。
自分で相手をそうするしかない状況に追い込んでおいて、相手がそうすると、今度はそれを口実にして相手を責める。
ウクライナ戦争でアメリカの常套手段である。

ロシアは侵攻をしないとウソをいったというけど、侵攻する気があるなら、それをアメリカにべらべら喋るはずがない。
ウクライナを西側に引き込もうというのがアメリカの謀略なら、ロシアはそれに謀略で応じたということだ。
だいたいアメリカは、そんなロシアのウソを本気で信じていたのだろうか。
核兵器の使用だって、ロシアがそういいたくなる状況に追い込んでおいて、一度でもロシアがそれを口にすると、いつまでもそのことばかり強調する。
もうそういうことは、じっさいに使われてからいうんだね。

NHKもNHKだよな。
ウクライナ以外にひとつの国にも侵攻しておらず、スウェーデンやフィンランドを国家として承認していたロシアに、帝国の復活なんてあり得ないということがわからんのだろうか。
ロシアが核兵器を使うといったことは信じるくせに、ウクライナが“汚い兵器”を使うことは、ゼッタイに信じないのだそうだ。
ジョン・サリバンさんのインタビューをどうやって切り取ったのか知らないけど、それを編集して、番組のなかで使用したのはNHKである。
まったくしようのない放送局だよ。
まあ、がんばって、これからもブログ・ネタをじゃんじゃん提供してくんなさい。

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疑惑のアクセス

なにも書かないでいたら、今日はアクセスが低調だな。
世間のみなさんは、わたしが何か書くかどうかを、アクセスしなくてもあらかじめ把握できるらしい。
前日までは500400だと、3桁が続いていたのに、このまま行くと今日はまた2桁がやっとか。
ふつうならこのブログに興味を持った人が、そんなに極端に増減するはずはないと思うんだけどね。
いまアクセス数の動きをじっと観察しているところ。
だれかがわたしのアクセスをコントロールしているような気がするので、もしもそうなら、またココログのアクセス・カウンターはあてにならないと書いちゃうぞ。

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2022年11月11日 (金)

ある義勇兵の死

ウクライナで日本人義勇兵が戦死したってね。
まあ、若気の至りというのは誰にでもあるし、若いころのわたしを振り返れば、あまり他人に説教がましいこともいえない。
残念なのは彼がウクライナの市民が殺されるのに義憤を感じて、戦地におもむいたということ。
彼に相手の立場を理解する気持ちがあり、戦争の原因について自分で勉強しさえすれば、プーチンが愛国者であることや、ウクライナが汚職まみれの破綻国家であること、死んでいくのはロシアの兵士も同じことだと知っただろう。
部外者がどちらか一方に味方していい戦争ではないこともわかったはずだ。
少なくともウクライナまでわざわざ死にに行くことはなかった。

彼の死の責任は、一方的にロシアを残忍非道な国家だと宣伝しまくったマスコミにある。
なにも考えずにそんな宣伝にのって、怒りをあおったSNSにある。
本人は死ぬまで正義に殉じたと思っていたんだろうからかまわないけど、戦争が終わり、人々が冷静さを取り戻せば、こんな死はただの犬死で、笑い話にしかならないんだよ。
みなさんにお願い。
ものごとを表面からしか見ないで、若気の至りに踏み出そうという若者がいたら、わたしのこのブログを読ませたって。

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オキザリスとNHK

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先日、知り合いの家に行ったら、庭にどこかで見た葉ばかりの鉢が置いてあった。
花はひとつも咲いてないけど、これって、以前花屋で小さな花をたくさんつけていたオキザリスじゃないか。
色が濃いピンクできれいなのと、かたちがおもしろいので、買ってきて部屋に飾っておいたら、すぐにしおれて、わたしに花を育てる才能がないことを知らしめたやつだ。
今回はもらってきて、すぐに花壇に植え替えたら、1週間ぐらいでちゃんと花がついた。
水なんかやらないほうがいいみたいで、小さいくせになかなかしぶとい。

という小市民的話題から、唐突に、目下のわたしの最大の関心事である国際ジャーナリズムに話が変わるけど・・・・
ニュース9の田中正良キャスターが米国の現地から中間選挙について報告していた。
各地の投票結果は、負けているのにウチが善戦だとか、勝っていてもトランプさんは怒り狂っているとか、あっちがこういえば、こっちはああいうということで、なにかなんだかさっぱりわからん。
しかしわたしのような古狸になると、人間の表情であるていどのことがわかるものだ。
選挙の結果はまだはっきりしないという田中キャスターの憔悴したような顔を見よ。
皮膚ががさがさ、メガネの奥の両まなこに失望がありあり。
ウクライナ戦争では、これまでさんざんアメリカの味方をして、ロシアをけなしてきたのに、先行きがまったく見通せなくなったからだろう。
ニュース9の報道もそっけないもので、おそらくバイデンさんが勝利を確定すれば、番組のトップはそのニュースばかりになり、もっと大騒ぎして、わたしのほうが怒り狂っていたに違いない。

よくわかったのはバイデンさんの大統領選挙のころから、アメリカの分断はずっと続いていること。
まるで韓国のように、この国ではふたつの勢力が拮抗していて、だれが大統領になっても落ち着いて仕事なんかできないんじゃないか。
国をまとめるためには、ロシアという、両勢力共通の敵を作り出すことだというバイデンさんの目論みはあえなく崩れた。
彼はつぎの大統領選挙に立候補するつもりらしいけど、ああ、それまで彼とわたしが生きていられるかしら。

そのころウクライナでは・・・・
ロシア軍がヘルソン州から撤退するという。
その作戦会議のようすがテレビで流れた。
拠点を包囲されて死守するより、兵士の命のほうが大切だと、落ちつきはらったショイグ国防相のもの言い。
えらい余裕じゃないかと思ったけど、わざわざテレビで流すということはヤラセかも知れない。
ほんとうはロシア軍は、劣勢なのでやむを得ず撤退するのかも知れない。
しかしヤラセだとしても、ゼレンスキーさんみたいに、なにかというとテレビに出てきて、もっと武器を、もっと支援をというのとは違う。
ロシアは長期的戦略で、こちら側の支援疲れを粛々と狙っているのに、ウクライナのほうは、ロシア軍が撤退した川の西岸を占領して、勝った勝ったと大騒ぎ。
自分とこはハイマースやらをいっぱい支援されているのに、ロシアがイランに支援されるのはケシカランと、あいかわらずの自ロ他不も。
アメリカの政治がねじれて、これまでのような支援ができなくなれば、ウクライナはまたきっとボコボコにされるだけだと思う。

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2022年11月10日 (木)

Meta めためた

わたしは基本的には民主党の支持者である。
あ、米国の中間選挙ね、日本のなんとか民主党とは関係ありませんよ。
そんな民主党の支持者であるワタシが、かりに選挙権のあるアメリカ人だったとする。
だとしても、この選挙じゃ悩んでしまうよな。
たとえば地球温暖化問題にしても、民主党なら、バイデンさんなら、なんとかしてもらえるかと思っていたら、ウクライナに首をつっこんで、温暖化なんざどこかへ飛んじゃって。
トランプさんはもともと科学にまったく無知な大統領らしいので、こういう人に未来を託す気にもなれないし。
とにかくアメリカの混迷を象徴するような今回の選挙。
アメリカには大統領の人材が払底しているのか、それともあの国はぜんぜん別の要因で動いているのか。

ウクライナ戦争さえ終わらせてくれれば、このさい、わたしはだれが大統領になってもかまわないというスタンス。
だからこの中間選挙にかぎれば、共和党に一縷の望みを託していたんだけど、結果はほんとうの意味の接戦らしく、まだいくつかの選挙区では結果が不明らしいので、これについて冷やかすのはもうすこしあとにしよう。

そのあいだにわたしの予感が当たってきた話題について。
このブログの2018年10月16日の記事で、いま世界を牛耳る新興5大企業GAFAMのうち、いちばん最初に脱落するのは「フェイスブック」だろうと予想したことがあるけど、フェイスブックあらため「メタ=Meta」が、社員の大幅削減に踏み切ったそうだ。
そりゃそうだよな。
わたしみたいな人間ギライにまで、ぜんぜん関係ない人物を、友達じゃありませんかと押し売りしてくる。
そんなもの虚業じゃないか、5年後には消えてなくなっているだろうと予想したんだけど、2018年の5年後といったら来年だ。
わたしの予知能力にわれながら畏れいってマス。

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2022年11月 9日 (水)

中間選挙のゆくえ

アメリカの中間選挙の投票が始まった。
まだ結果はわからないけど、日本の公共放送がアメリカ国内の選挙で、どっちか一方を応援するわけにはいかないから、NHKもさぞかしイライラしていることだろう。
そのあたりを推察してみると、ほんとはこうなって欲しいんだろうなあ、◯◯に勝ってもらいたいんだろうなあ、しかしはっきりとそっちを応援するわけにはいかないし、辛いんだろうねえと思ってしまう。
ホント、わたしってヒトがわるいね。

もしも共和党が優勢になって、自国優先・他国の面倒なんて見られないという政治家たちが、ウクライナ支援を止めることになったら、これまで徹底的にロシア非難を繰り広げてきたNHKには立つ背がない。
だから大きな声ではいえないものの、なんとかして民主党を押そうと、リベラル派の識者を呼んでなにか話してもらおうとする。

一昨日の「クローズアップ現代」には、アメリカの政治に詳しいというふれこみの大学教授が出ていた。
この人はNHKの意を受けたらしく、共和党のトランプ政治について、いくらか批判的な口調。
トランプさんは過去の実績にとらわれている、新しい考えの指導者が必要だというんだけど、オン歳80歳で、いまだに冷戦思考にとらわれているバイデンさんは、トランプさんよりさらに骨董品じゃないか。

もちろんトランプさんがまた大統領になれるかどうかはわからない。
しかしアメリカ全体がポピュリスト大国というべきだから、ひょっとするとそういうことが起こらないという保証はないと、識者であるならそういう点を指摘するべきだった。
民主主義のお膝もと米国でいま広まっている、選挙の結果なんぞ信じられないという途上国のような不信感はどうだ。
民主主義の根幹である選挙制度が揺らいでいるのに、アメリカに詳しいという識者ほど、映画「12人の怒れる男」に描かれたような、かってのアメリカの幻影にしがみついているものだ。

さて選挙(のあとのゴタゴタ)はいかに。
わたしたちは西之島で新しい大地が誕生するさまを、米国の選挙でかっての大国が崩壊するさまを、リアルタイムでながめることになるかも知れない。
あいかわらずわたしって・・・・

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2022年11月 8日 (火)

本日の空想

前項でふれた、アメリカがゼレンスキーさんにロシアとの交渉を促しているというニュース、続報がないんで判断に苦しむけど、こういうときはわたしが持って生まれた空想力を駆使して、まったくのヨタ話をでっち上げるという手がある。
以下に書かれたことは空想の産物でありますんで、無理に納得する必要はアリマセンよ。

中間選挙で敗色濃厚な民主党のバイデンさんは、ヘタするとウクライナへの支援は続けられなくなると考え始めた。
アメリカの支援なしにウクライナがこれまで通りロシアと戦えるだろうか。
ロシアの反転攻勢が始まって、ウクライナ軍がボロ負けをし、ゼレンスキーさんが捕虜にでもなったら、アメリカはいい恥さらしだ。
しかし、いまならまだ対等に交渉できる。
東部4州の併合はやむを得ないけど、そのかわりアメリカの面子が立つ条件で和平交渉を進める。
アメリカの面子が立つというのは、たとえばウクライナは独立国家としてそのまま存続し、ゼレンスキーさんも大統領としてそのままの地位にとどまる(彼のその後のことはウクライナ国民が判断することだ)。

わたしの空想はとどまるところを知らない。
ゼレンスキーさんはひとかけらの土地もロシアに渡さないなどと息まいているけど、自分の面子が立つなら他人の国などどうでもいいというのが大国アメリカだ。
そしてアメリカに一喝されれば、ゼレンスキーさんはなにもいえない。
プーチンはバイデンさんとちがって、相手にも面子を立てさせてやるのが政治的かけひきのコツだと知っているし、もともとロシアほどウクライナに親近感を持っていた国はないのだから、そのへんで手を打とうと考える。
けっきょく小国ウクライナが、大国のはざまでいいように弄ばれただけというが、この戦争のてんまつじゃないか。

戦後はすべてが戦争以前の状態にもどって、ドイツやフランスはまた天然ガスのパイプを復旧し、やれやれと息をつく。
日本もサハリン1、2を遠慮なく活用できてホッとする。
ウクライナの穀物が問題なく輸出できて、アフリカの途上国も喜ぶし、世界中が協力しあって、地球温暖化にも対処できるようになる。
ロシアとウクライナの関係も、最初はいくらかしこりが残るけど、時間の経過とともにまた蜜月にもどり、ヨーロッパや岸田クンは、あれはただの恋人同士のいさかいだったのかと、目をパチクリするんじゃないのか。

どうじゃ、わたしも小説家になれるかもね。

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2022年11月 7日 (月)

本日は

また今日も得体のしれないニュースが、マスコミやSNS上を駆けめぐっている。
そんな中に北朝鮮から列車で武器がロシアに運ばれたらしいというニュースがあった。
軍事に詳しい人に聞きたいけど、3両編成の列車にどれだけの武器が乗せられるんだろう。
ライフルの弾ぐらいならそうとう積めそうだけど、戦車やミサイルじゃたかが知れているんじゃないか。
ロシアが本当にネコの手も借りたいと思っているならともかく、ここんところ貴重なミサイルをぶっ放し続けている北に、武器を支援するほど余裕があるのか。
しかも極東のはずれから、戦場になっている東欧のウクライナまで運ばなければならない。
ロシア国内で飛行機に積み替えるとしても、アメリカは偵察衛星で世界をくまなく監視しているんだから、そのくらい簡単に察知しそうだ。
わたしゃこれも、ロシアを北朝鮮と同じ、ならず者国家として印象づけようという、米国のプロパガンダだというほうに賭ける。

昨夜のニュースではCOP27で各国の足並みがそろうかと心配されていたけど、んなもの揃うわけがない。
これは地球温暖化へ各国がどう取り組むかという国際会議なんだけど、まずアメリカが、うちは戦争中だ、そんなものに関わっているヒマはないというだろう。
でも公約が・・・・
やっかましい、そんなことはプーチンにいえってことになるに決まっている。

ドイツのショルツ首相は中国と仲良くする方向に舵を切ったようだ。
ドイツ国民の中にはふざけるなという声もあるみたいだけど、政治をとり行う政治家としては、このままエネルギー不足の冬に突入するのは耐えられない。
燃料が高騰すれば、文句をいうのは、中国と仲良くするなと言っていたその国民なのだ。

この調子では、ロシアと和解しようと言い出すのも、いちばん早いのはドイツかも知れない。
燃料が高騰して生活が苦しいとなれば、ロシアへの制裁をゆるめようといっても、もちろん反対する国民は多いだろうけど、その割合はしだいに先細りになる。
背に腹は変えられないという声が一定以上になり、ロシアから天然ガスを輸入するのがいちばん安上がりということになれば、ドイツの政治家はなんとかかんとか言い訳をしつつも、もう制裁はやめようといいだしそうな気がする。
そのとき米国では中間選挙で民主党が負けて、バイデンさんの御威光に影がさしていればなおさらだ。

ケシカラン、G7の結束を乱すのかと日本が文句をいうはずがない。
こちとらにしてもサハリン1、2を利用するための渡りに舟なのだ。
そういゃあ、バイデンという頑固じいさんがいたっけなあと、来春にはいまのアメリカ大統領が郷愁をもって語られることになっているんじゃないか。
日本でさんざん戦争をあおってきたボンクラども(とNHK)は、そのころ何をしているだろうか。

いちばん新しそうな昨夜のニュースに、米政府がゼレンスキーさんに、ロシアとの交渉に前向きになるよう促しているというものがあった。
これまでゼレンスキーさんに勝手に和議を結ばせないようにしていたアメリカが、これまたなんの吹きまわしか。
どうやら交渉に前向きになれというだけで、ほかのおもわくがあるようだけど、まさか中間選挙での不利を悟り、このままではウクライナがお荷物になりそうだというので、アメリカがいちばん最初にこの戦争から手を引くつもりじゃないだろうな。
これについては、様子がわかったらあとでまた書こう。

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2022年11月 6日 (日)

今日の戦況

あんまり戦況を自分たちの都合のいいように判断してちゃいけないと思うよ。
今日は日曜日でニュースが少ない日なので、海外ニュースもこの1週間のまとめというのが多く、映像もどこかで観たものばかり。
あいかわらず視聴者には事実かどうか判断できないものばかりなので、わたしは確実だと思えるものだけを書いておこう。

ロシア軍は南部ヘルソン州でドニエプル川の東岸に撤退するという。
西岸はウクライナ側に突出しているので、おとなしくしていると包囲されるおそれがあるから、一時的に撤退しようというのを、勝っただのこっちが優勢だのとよろぶのは北朝鮮の正恩クンみたいじゃないか。
ロシア軍は(おそらく)アメリカの中間選挙の行方を見極めるまで、守りを固めるだけで、まともにウクライナ軍の相手をする気はないのだろう。
わたしは虐殺されるとか、レイプされたなんて話は信じないけど、ロシアが選挙が終わるまで戦争をひかえるというのは信じる。

いや、ひょっとすると軍隊の訓練や武器の供給にも時間がかかるから、ロシア軍は春まで東岸から動かないかも知れない。
そのころには米国民主党とバイデンさんの権威も失墜して、ウクライナへの支援は先細り、日本もハシゴをはずされてまたプーチンに擦り寄っているかも知れない。

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2022年11月 5日 (土)

わたしのブログ

わたしのブログは世間の大半とは逆なだけで、偏向しているのは同じだという人がいるのかも。
しかしわたしはかならずしもロシアや中国を擁護するだけではなく、北朝鮮やミャンマーのような国に対しては、世間と同じ見方なんだけどね。
わたしのいいたいのは、あまり簡単にプロパガンダに影響されてしまう人が多いこと、世間が一律に同じ考えをすることに、たとえば表現の自由や、また戦争への道を歩みかねない危惧を感じるので、こういう見方もあるのだと言う見本を示唆したいだけなのだ。
だからじっさいに見てくれる人が、かりに10万人いるなら(ちと盛りすぎ?)、だれかがアクセスカウンターの数値を、52にしたっていっこうかまわないわけだ。
ということで、本日も元気にロシア擁護の論陣を張ろう。

ヤフーニュースを見ていたら、ロシアではエリート層までプーチンに見切りをつけ始めたという記事があった。
これは産経新聞の特派員である古森義久サンの記事がソースらしいけど、わたしは産経新聞というだけで、注意しなけりゃいけないなと思ってしまう。
ここは朝日新聞の対極にある右翼新聞で、朝日とは反対の意味で、やはり公平とは思えない記事を多く載せるところだから。

その古森サンの記事は、現在米国のカーネギー財団にいるタチアナ・スタノバヤさんという人の記事をもとにしているらしい。
ロシア人のタチアナさんがそういうんだからという人もいるかも知れないけど、ロシアにもプーチンがきらいという人間は多く、しかもこちら側のマスコミはそういう人間を見つけ出すことに血まなこなのだ。
彼女が米国の財団のために、こういう見方をしても不思議じゃないね。
有名人のいうことだからいちおう信じることにして、不思議なのは、彼らのいう通りならどうしてロシア軍はいまだにウクライナに居座っているのか、屈辱的な撤退をしたとされる東部ハリコフ州さえ、まだ大半はロシアの占領区域のままである。
ロシア軍の損失もよく報道されるけど、ウクライナ軍の損失はこちら側の報道にはほとんど出てこない。

ロシアが劣勢だという報道だけは腐るほどある。
わたしは疑り深い人間だから、腐るほどある報道を鵜呑みするほど単純ではなく、できるだけそうした曇りガラスを透かして、向こう側を見るようにしている。
たとえば孤立しているといわれるロシアだけど、中国やインド、ブラジルのような人口大国のほとんどが米国の制裁に加担していない。
本当にロシアは経済的に困窮しているのだろうか。
戦争が続けばロシアは戦争の原資を使い果たすとあったけど、ロシアがそうならウクライナのほうはもっと早く使い果たしているんじゃないか。
孤立しているのはアメリカとG7のほうじゃないのか。

ロシア軍の装備は貧弱だともいわれているけど、それじゃウクライナ軍は最新式の装備を備えているのか、その装備はやはり欧米の無限の支援があるせいか。
いまアメリカは中間選挙のまっ最中だ。
アメリカではウクライナへの支援に反対の声が、3月には議会で8人に過ぎなかったのに、4月には10人、5月に57人と、どんどん増えていること、これ以上ウクライナに白紙小切手を切らせないという議員も現れていること(しかもこれは偏向しているとされるNHKの報道である)。
現時点では民主党が上院下院を失いかねない状況であることや、共和党が勝てばウクライナ戦争の推移もわからなくなることなど、古森サンやタチアナさんはきちんと考慮しているのだろうか。
ごたごたいっても仕方がない。
結果を見ればわかることだと、これはプーチンもそう考えているんじゃないだろうか。

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2022年11月 4日 (金)

くやしい

ココログから連絡がきて、うちのアクセスカウンターはあまり信用しないでくださいという。
なんでも運営者のほうで数字をいろいろコントロールしているのだそうだ。
というのはウソだけど、ここんところのわたしのブログのアクセス数をみていると、そうとしか考えられない。
先月までずうっと200台という日が続いていたのに(これはこれで不思議)、今月になっていきなり100台、昨日なんかたったの52だよ。
ま、わたしのブログはそれだけ人気がないということかも知れないから、それ以上はいわない。
くやしいから今日の更新はこれだけだ。

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2022年11月 3日 (木)

多摩湖サイクル

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昨日はまた多摩湖までサイクリングだ。
多摩湖周遊道路も一周して、そこまで往復するとだいたい3時間ぐらい。
汗をかくのは電動アシストのスイッチを切っているからだ。
アシストパワーは上り坂とか、信号で急発進するときぐらいしか使わないのだ。

帰宅して長湯につかりながら、今日は井伏鱒二の「駅前旅館」を半分くらい読破した。
この本はおもしろかった。
ストーリーではなく、粋だとか人生の機微にふれた部分が、昭和という時代を思い出させてくれて。
こんな健康的な生活ってあるだろうか。

しかし本について書いているヒマがない。
ネット上にはあいかわらずロシアを誹謗するニュースばっかりだ。
わたしがやらなけりゃだれがやるのか。
穀物輸出の合意を破ったのはロシアなのか、ウクライナなのか。
これもまたミステリーのつもりでじいっと考えてみると、どちらの側にも動機がありそうで、結論を出そうとすると水掛け論になってしまいそう。

そういうときは前後の事情から判断すればよい。
たとえば31日のNHKの国際ニュースで、米国のもと国防長官のレオン・パネッタという人にインタビューしていたけど、かれの説明ではロシア軍はウクライナで1万5千人〜2万人を失ったそうである。
それじゃウクライナ側は何人くらい死んだのかと思ったら、そんな数字はひとつも出てこなかった。
あげくの果てに、戦争を終わらせるには、プーチンを軍事的に追いつめることだという。
これでは戦争をいつまでも続けさせようといってるのと同じではないか。

その一方ではアメリカの中間選挙の報道もあって、アメリカではウクライナへの支援はいいかげんにやめろという、ウクライナがいちばんイヤがる声もじょじょに増えているという。
プーチンはじっと中間選挙の結果と、この冬の欧州の反応を確めようとしているのだろう。
それなのにNHKはひたすらロシアの劣勢を伝え、穀物輸出の合意の件も、敗色濃厚なロシアがやけっぱちになっているせいだという。
こんな調子だからミステリーの結論を出すには、とにかくNHKのニュースの反対が正解だと思えばいいのである。

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2022年11月 2日 (水)

本日のヌカ漬け

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寒くなってきたせいか、ヌカ漬けの漬かりがわるくなってきたな。
ま、発酵菌も生きものだから、寒くて不活発になるのは仕方がない。
それでも自家製の漬物は毎日食べたい。
わたしの漬物は評判がよくて、このあいだ部屋に飲みにきた創価学会のおじさんは、うまいうまいといって、たちまち蕪を1コ平らげたくらいだ。

ひところはヌカ漬けの樽ごと寝室に持ち込もうかと考えたことがある。
わたしの部屋では寝室だけにエアコンがついているので、あれをまわしっぱなしにしておいたらどうだろう。
発酵菌も喜ぶし、わたしも順調においしいヌカ漬けが食べられるんではないか。
いいや、ヌカ漬けを抱いて寝るなんて落語にもないし、そんなことをしたら、ただでさえ値上がり傾向の電気代がたまらない。
たかが発酵菌ていどにそんなことをしてやる義理はない。
そう考えて、明日は漬かりの早いキュウリあたりをたくさん漬けることにした。

おしまいに、NHKだってかならず最後にロシア非難のひとことをくっつけるんだから、わたしもくっつける。
アメリカの中間選挙が投票日まであと1週間だそうだけど、どっちが勝ってもロクなもんではないね。
民主党が勝てば温暖化阻止の公約は破ったままで、ウクライナ支援もそのまま継続、共和党が勝てば外国のことより国内が大切だといいだして、戦争は終わるかも知れないけど、温暖化なんてありえないといいだすかも知れない。
これが民主主義のリーダーたる国なのか。

あっ、写真はヌカ漬けのニンジンのクローズアップ(特に意味はなし)。

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2022年11月 1日 (火)

ロシアの歴史

前日は「混迷の世紀・岐路に立つ民主主義」、昨夜は「映像の世紀・ゴルバチョフとロックシンガー」だって。
とちらもロシアびいきのわたしには不満ありありの番組だったけど、もう文句をいってるヒマがないくらい矢継ぎ早のプロパガンダ大攻勢だ。
そのうち整理してまたブログに書くつもりだけど、みなさんもいい機会だから、このへんでロシアの歴史を、ソ連崩壊のころだけでいいから勉強をしてみないか。
理想主義者のゴルバチョフの登場で、抑圧的なソ連から民主的なロシアへ、民主化の失敗とその後の混乱ぶり、その中からプーチンがあらわれていかに国を立て直したか・・・このころのロシアの歴史はへたな小説よりずっとおもしろいぞ。

ところでココログにも普通の人が多いみたい。
普通の人というのはアメリカ的民主主義の盲信者で、反抗する者は許さないというカルト信者のような人のことだけど、そう思わせるナニカがあるねえ。
まあ、それもそのうちに。

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