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2022年11月 5日 (土)

わたしのブログ

わたしのブログは世間の大半とは逆なだけで、偏向しているのは同じだという人がいるのかも。
しかしわたしはかならずしもロシアや中国を擁護するだけではなく、北朝鮮やミャンマーのような国に対しては、世間と同じ見方なんだけどね。
わたしのいいたいのは、あまり簡単にプロパガンダに影響されてしまう人が多いこと、世間が一律に同じ考えをすることに、たとえば表現の自由や、また戦争への道を歩みかねない危惧を感じるので、こういう見方もあるのだと言う見本を示唆したいだけなのだ。
だからじっさいに見てくれる人が、かりに10万人いるなら(ちと盛りすぎ?)、だれかがアクセスカウンターの数値を、52にしたっていっこうかまわないわけだ。
ということで、本日も元気にロシア擁護の論陣を張ろう。

ヤフーニュースを見ていたら、ロシアではエリート層までプーチンに見切りをつけ始めたという記事があった。
これは産経新聞の特派員である古森義久サンの記事がソースらしいけど、わたしは産経新聞というだけで、注意しなけりゃいけないなと思ってしまう。
ここは朝日新聞の対極にある右翼新聞で、朝日とは反対の意味で、やはり公平とは思えない記事を多く載せるところだから。

その古森サンの記事は、現在米国のカーネギー財団にいるタチアナ・スタノバヤさんという人の記事をもとにしているらしい。
ロシア人のタチアナさんがそういうんだからという人もいるかも知れないけど、ロシアにもプーチンがきらいという人間は多く、しかもこちら側のマスコミはそういう人間を見つけ出すことに血まなこなのだ。
彼女が米国の財団のために、こういう見方をしても不思議じゃないね。
有名人のいうことだからいちおう信じることにして、不思議なのは、彼らのいう通りならどうしてロシア軍はいまだにウクライナに居座っているのか、屈辱的な撤退をしたとされる東部ハリコフ州さえ、まだ大半はロシアの占領区域のままである。
ロシア軍の損失もよく報道されるけど、ウクライナ軍の損失はこちら側の報道にはほとんど出てこない。

ロシアが劣勢だという報道だけは腐るほどある。
わたしは疑り深い人間だから、腐るほどある報道を鵜呑みするほど単純ではなく、できるだけそうした曇りガラスを透かして、向こう側を見るようにしている。
たとえば孤立しているといわれるロシアだけど、中国やインド、ブラジルのような人口大国のほとんどが米国の制裁に加担していない。
本当にロシアは経済的に困窮しているのだろうか。
戦争が続けばロシアは戦争の原資を使い果たすとあったけど、ロシアがそうならウクライナのほうはもっと早く使い果たしているんじゃないか。
孤立しているのはアメリカとG7のほうじゃないのか。

ロシア軍の装備は貧弱だともいわれているけど、それじゃウクライナ軍は最新式の装備を備えているのか、その装備はやはり欧米の無限の支援があるせいか。
いまアメリカは中間選挙のまっ最中だ。
アメリカではウクライナへの支援に反対の声が、3月には議会で8人に過ぎなかったのに、4月には10人、5月に57人と、どんどん増えていること、これ以上ウクライナに白紙小切手を切らせないという議員も現れていること(しかもこれは偏向しているとされるNHKの報道である)。
現時点では民主党が上院下院を失いかねない状況であることや、共和党が勝てばウクライナ戦争の推移もわからなくなることなど、古森サンやタチアナさんはきちんと考慮しているのだろうか。
ごたごたいっても仕方がない。
結果を見ればわかることだと、これはプーチンもそう考えているんじゃないだろうか。

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