いいヒマつぶし
歳をとるとおもしろいことがなくて困る。
映画を観ても、本を読んでも、音楽を聴いても、若いころのような興奮を感じることはめったにない。
カメラやパソコンに凝るのも若いうちだけ、老眼で目がしょぼしょぼのじいさんが凝るような趣味じゃない。
目下のわたしがおもしろさを感じるのは国際情勢である。
ウクライナの戦争ひとつとっても、プーチンが侵攻した理由はなんだろう、ゼレンスキーさんの言い分がころころ変わるのはなぜか、バイデンさんは尻に火がついたな、ガスパイプやクリミア橋を爆破したのはだれなんだ、この報道はファクトかフェイクかなど、ヘタな推理小説やミステリー映画よりずっとおもしろい。
立て続けの横文字の国際会議にしても、アメリカの期待を裏切る途上国の仕打ち、孤立させるべき側の孤立というどんでん返し、そしてむきになってプロパガンダに精を出す日本の公共放送など、ホント、息もつかせぬおもしろさ。
ココログのブログには個人の趣味や、日々の日誌のようなものが多く、宣伝や宗教関係者のゴタク、あいだにロシア非難もぽちぽちだけど、わたしが国際問題ばかり取り上げるのは上記の理由で、棺桶に片足突っ込んだじいさんにとって、こんないいヒマつぶしはないやね。
ただココログの主旨からすると邪道のようで、最近のアクセス数はありゃなんだ。
今日もこの調子では、親戚や友人を引くと、読んでいる人はたったの30人ぐらいしかいないらしい。
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