昨日のNHK
わたしのブログを読むと、NHKを目のかたきにしているように思われるかも知れない。
これはまあ仕方がない。
わたしは民放のバカ騒ぎが大嫌いで、テレビは基本的にNHKしか観ない人間なのだ。
ウクライナ戦争が始まって、いくらなんでも偏向が激しすぎると思っても、だから民放に乗り換えようとは思えないのである。
こういう忠実な信奉者をまえにして、NHKはなにか感じることはないのだろうか。
NHKしか観ないのだから、いきおいNHK批判が多くなるのも当然だけど、いったいどうしてウクライナ戦争あたりから、アメリカの民主党に肩入れして、他国へケンカを売るのが商売の放送局になったのだろう。
昨夜のニュースでも、米国の中間選挙の結果について、上院では民主党の勝利、じっさいにはぎりぎりの僅差の勝利だったにもかかわらず、勝ちは勝ちだと大喜び、下院では共和党の勝利だったものの、圧倒的に不利といわれていたのに善戦したから負けとはいえないと、強引な論理だ。
本来ならまっぷたつに割れたアメリカ国民のことを問題にすべきじゃないか。
このあいだまで戦争遂行にひたすら熱心で、ウクライナの支援に面子をかけていたバイデンさんが、手のひらを返すように、戦争にためらいを見せるようになってきた。
ロシアを擁護してきたわたしとしてはいい傾向だけど、これじゃ政権が変わったとたん、日本にすり寄る韓国みたいである。
それでもNHKは、とっくに結論の出ているポーランドのミサイル着弾事件について、なにがなんでもロシアに責任を押しつけようとする。
この姿勢はアメリカよりひどく、もはや醜悪としかいえない。
これじゃゼレンスキーさんが疑心暗鬼になるのも当然だ。
彼にしてみれば、戦争を終わらせたい米国が先頭に立って、ミサイルはロシアのものではないと言い出したように聞こえるだろう。
これがよくできたミステリーなら、そのあたりがどんでん返しになるところだけど、現実の世界ではそりゃないだろう。
その気になってウクライナの応援をしてきた、日本政府やマスコミ、そしてしたり顔の識者なる人々も、いきなり梯子をはずされたようなものだ。
それでもまだロシア非難を続けようというNHKは、米国や英国、EUに代わって戦争を引き受けようというんだろうか。
でもサハリン1、2ではぜんぜん腰のすわらないだらしない国だからなあ。
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