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2022年11月29日 (火)

今日の中国

ケンカを売ることより仲良くしようという気にはならんもんかいね。
あちらを叩けば今度はこちらだ。
昨晩のニュースでは、西側諸国(とNHK)は、今度は中国を叩こうと必死だ。
ゼロコロナ政策の無策をとがめて、習近平やめろと中国の各地でデモが起きているそうだけど、まずいときにまずいことを始めたもんだ。
あ、いや、これはデモ隊のほうのハナシ。
いまの時期はアメリカや西側諸国がむきになってケンカを吹っかけてきているときで、中国にとってはまさに国難というところである。
中国国民の多くがそう感じているときにデモを煽っても、彼らがそんなものに乗ってくるかしら。
中国人というのは乗せられやすい人たちではあるけどね。

どこの国にも反体制活動家というのはいる。
そういう人間を見つけてきて、不満を煽るのは、お上の政策に満足しろと説得するよりは簡単だ。
指導部をけなす理由がないものだから、ゼロコロナ政策をやり玉に上げているんだろうけど、これについて明確にこうすべきだという代案のある人はいるかね。
従順な国民ばかりの日本でさえ、患者はちっとも減らないのだ。
日本とちがって伝統的にお上のいうことを聞かない国民をかかえて、このやっかいな病気を抑え込みたい中国政府としては、なにがなんでも家に引っ込んでいろと強制するしか方法がないんじゃないか。

たしかに共産党の一党独裁では、国民に有無をいわせないという問題がある。
日本ならだれがなにをいおうと自由勝手で、無責任な発言が横行しているけど、コロナについてだれも解決策を持ってないことは事実だから、上からいわれた方法にしがみつくのは硬直した官僚主義の名残りかも知れない。
そんなことはともかくとして、中国が感染者を家に閉じ込めておくのは、日本にとってはありがたいことなんだし、それにいちゃもんをつけるのはどうかと思う。
しかも文句をいってるのはウクライナのときとまったく一緒で、アメリカ、英国、そして日本のNHKがその筆頭だ。
また始まったかと思うのはわたしだけかい。

BBCは上海で取材を拒否されたという。
そりゃそうだ。
これまでの経過を眺めると、BBCは中国批判の急先鋒で、あらゆることで中国が不利になるよう捏造報道をしているところだから、科学番組で定評があり、わたしもそのすばらしさでは文句のつけられない放送局とは、とても思えない。
今日は新しい首相のスナクさんが、貿易が社会や政治の改革につながると思ったらアマかったと発言していた。
中国がいうことを聞かなかったら、もう貿易はしてやらないつもりみたいだけど、いいのか、そんな大見得を切って。
なにしろあちらは世界一の購買者をかかえた国でもあるよ。

義を見てせざるは勇なきなりで、またわたしの反骨精神がむずむず。
今度は世界でゆいいつの、中国に理解をしめすブログになるような気がするけど、世間のみなさんはそういうことにあまり興味がないみたいね。
ここんところわたしのブログ、アクセスが乱高下してるよ。
今日はなんとか3桁に届いたけど、昨日は30ぽっちだ(知り合いと親戚分を引くと)。

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