本日の空想
前項でふれた、アメリカがゼレンスキーさんにロシアとの交渉を促しているというニュース、続報がないんで判断に苦しむけど、こういうときはわたしが持って生まれた空想力を駆使して、まったくのヨタ話をでっち上げるという手がある。
以下に書かれたことは空想の産物でありますんで、無理に納得する必要はアリマセンよ。
中間選挙で敗色濃厚な民主党のバイデンさんは、ヘタするとウクライナへの支援は続けられなくなると考え始めた。
アメリカの支援なしにウクライナがこれまで通りロシアと戦えるだろうか。
ロシアの反転攻勢が始まって、ウクライナ軍がボロ負けをし、ゼレンスキーさんが捕虜にでもなったら、アメリカはいい恥さらしだ。
しかし、いまならまだ対等に交渉できる。
東部4州の併合はやむを得ないけど、そのかわりアメリカの面子が立つ条件で和平交渉を進める。
アメリカの面子が立つというのは、たとえばウクライナは独立国家としてそのまま存続し、ゼレンスキーさんも大統領としてそのままの地位にとどまる(彼のその後のことはウクライナ国民が判断することだ)。
わたしの空想はとどまるところを知らない。
ゼレンスキーさんはひとかけらの土地もロシアに渡さないなどと息まいているけど、自分の面子が立つなら他人の国などどうでもいいというのが大国アメリカだ。
そしてアメリカに一喝されれば、ゼレンスキーさんはなにもいえない。
プーチンはバイデンさんとちがって、相手にも面子を立てさせてやるのが政治的かけひきのコツだと知っているし、もともとロシアほどウクライナに親近感を持っていた国はないのだから、そのへんで手を打とうと考える。
けっきょく小国ウクライナが、大国のはざまでいいように弄ばれただけというが、この戦争のてんまつじゃないか。
戦後はすべてが戦争以前の状態にもどって、ドイツやフランスはまた天然ガスのパイプを復旧し、やれやれと息をつく。
日本もサハリン1、2を遠慮なく活用できてホッとする。
ウクライナの穀物が問題なく輸出できて、アフリカの途上国も喜ぶし、世界中が協力しあって、地球温暖化にも対処できるようになる。
ロシアとウクライナの関係も、最初はいくらかしこりが残るけど、時間の経過とともにまた蜜月にもどり、ヨーロッパや岸田クンは、あれはただの恋人同士のいさかいだったのかと、目をパチクリするんじゃないのか。
どうじゃ、わたしも小説家になれるかもね。
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