プレミアムシアター
今夜のBSプレミアムシアターは、「人間の声」という聞いたことのないオペラと、オーケストラの演奏なんだけど、番組表をよく見たら、このオーケストラはウクライナの楽団になっていた。
するとまたNHKのプロパガンダなんだろうなと思ってしまう。
音楽やバレエ・オペラに国境はないからいいようなものだけど、ありとあらゆる番組を動員してウクライナを擁護しようというNHKの姿勢にはあきれる。
カラスの鳴かない日はあっても、ウクライナを擁護する番組のない日はないといっていいくらいだ。
ウクライナが順調に優勢なら、極東の島国がこんなにしゃかりきになって応援する必要はないはずだから、ここはやっぱり、応援してやらなければ、ゼレンスキーさんも風前の灯火なんだろうと思ってしまう。
いったいウクライナの戦争で(ウクライナが勝ったとしても)日本が得るものがなにかあるだろうか。
独裁国家から民主主義を守った?
そんならアメリカの心配をしてやったほうがいい。
アメリカでは中間選挙の結果がもつれにもつれて、今日ようやく上院の勝敗が決したようだけど、ほんの1票か2票の差では大勝利というわけにはいくまい。
もしも下院で共和党が勝ってしまったら、民主党のバイデンさんをとりまく環境はねじれ状態で、ウクライナ支援を継続できるかどうかも依然として不透明だ。
アメリカ国民は勝った負けたよりも、これだけくっきりと世論が割れたことのほうに危機感を持たなければいけないんじゃないか。
民主主義の盟主が、国内問題でその危機に瀕しているのだから、本来ならウクライナなんぞに関わっているヒマはないと思うんだけどね。
世の中が平和だとマスコミには死活問題だ。
ウクライナ戦争は格好のメシの種だったので、できるだけ長引いて欲しいというのが、日本のマスコミがプロパガンダをくり返す元凶なんだろうな。
それでも最近のヤフーニュースに、日本人の大半はマスコミの報道に疑念をいだいているというアンケート結果が出ていた。
やっぱり全体でながめれば日本人は冷静なんだね。
わたしは早く戦争が終わって、NHKがまたボリショイやマリインスキーなど、ロシアのバレエを放映してくれることを心待ちにしてるんだよ。
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