台湾の事情
夜中にテレビを観ていたら、台湾で与党が惨敗というニュースが飛びこんできた。
勝利したのは蒋介石の流れをひく国民党で、どっちかというと大陸中国に近い政党である。
思ったより早くアメリカが恐れていた事態がやってきたのかも知れない。
わたしは中国の台湾侵攻はないといい続けてきたけど、台湾人が自分の意思で大陸を選択すれば、もう中国の台湾侵攻を阻止するなんて言い分は通用しない。
台湾だって若年層をのぞけば、なんでもかんでも民主主義がいいというわけじゃないのだ。
アメリカに従属すれば、ウクライナみたいに最初は威勢よくても、アメリカ国内の都合でいともかんたんに切り捨てられる。
年配者はいまの中国がかっての共産主義国ではないと知っているし、冷静に眺めればアメリカは早晩沈みゆくタイタニックなのだから、それより以心伝心で、おたがい気心の知れた中国に寄り添うほうが、将来的にもマチガイがない。
さらにまずいことに、いまの米中関係をながめると、ケンカを吹っかけているのはつねにアメリカのほうで、中国は挑発にのらず、じっと耐えているところだということもわかるだろう。
中国は経済が停滞しているという人もいるけど、そりゃアメリカが邪魔をしてるからであって、重しが外れさえすればまた怒涛の発展の再開だ。
アメリカより中国にくっつくほうが得だと考えたら、中国人は民主主義だ、ヘチマだとややこしいことはいわないのである。
なりふりかまわず中国の悪口をいってる人たちは、これからどうするだろう。
ウクライナ戦争がロシア有利で終結し、台湾は中国と手を組むということになったら、やっぱり孤立するのはアメリカとG7かも知れない。
日本の岸田クンは・・・・そうか、彼はそんなにいつまで首相でいられないかも知れないからどうでもよくって、偏向報道局の日本の公共放送はどうする、どうする、どうすんのよ。
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