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2022年11月 7日 (月)

本日は

また今日も得体のしれないニュースが、マスコミやSNS上を駆けめぐっている。
そんな中に北朝鮮から列車で武器がロシアに運ばれたらしいというニュースがあった。
軍事に詳しい人に聞きたいけど、3両編成の列車にどれだけの武器が乗せられるんだろう。
ライフルの弾ぐらいならそうとう積めそうだけど、戦車やミサイルじゃたかが知れているんじゃないか。
ロシアが本当にネコの手も借りたいと思っているならともかく、ここんところ貴重なミサイルをぶっ放し続けている北に、武器を支援するほど余裕があるのか。
しかも極東のはずれから、戦場になっている東欧のウクライナまで運ばなければならない。
ロシア国内で飛行機に積み替えるとしても、アメリカは偵察衛星で世界をくまなく監視しているんだから、そのくらい簡単に察知しそうだ。
わたしゃこれも、ロシアを北朝鮮と同じ、ならず者国家として印象づけようという、米国のプロパガンダだというほうに賭ける。

昨夜のニュースではCOP27で各国の足並みがそろうかと心配されていたけど、んなもの揃うわけがない。
これは地球温暖化へ各国がどう取り組むかという国際会議なんだけど、まずアメリカが、うちは戦争中だ、そんなものに関わっているヒマはないというだろう。
でも公約が・・・・
やっかましい、そんなことはプーチンにいえってことになるに決まっている。

ドイツのショルツ首相は中国と仲良くする方向に舵を切ったようだ。
ドイツ国民の中にはふざけるなという声もあるみたいだけど、政治をとり行う政治家としては、このままエネルギー不足の冬に突入するのは耐えられない。
燃料が高騰すれば、文句をいうのは、中国と仲良くするなと言っていたその国民なのだ。

この調子では、ロシアと和解しようと言い出すのも、いちばん早いのはドイツかも知れない。
燃料が高騰して生活が苦しいとなれば、ロシアへの制裁をゆるめようといっても、もちろん反対する国民は多いだろうけど、その割合はしだいに先細りになる。
背に腹は変えられないという声が一定以上になり、ロシアから天然ガスを輸入するのがいちばん安上がりということになれば、ドイツの政治家はなんとかかんとか言い訳をしつつも、もう制裁はやめようといいだしそうな気がする。
そのとき米国では中間選挙で民主党が負けて、バイデンさんの御威光に影がさしていればなおさらだ。

ケシカラン、G7の結束を乱すのかと日本が文句をいうはずがない。
こちとらにしてもサハリン1、2を利用するための渡りに舟なのだ。
そういゃあ、バイデンという頑固じいさんがいたっけなあと、来春にはいまのアメリカ大統領が郷愁をもって語られることになっているんじゃないか。
日本でさんざん戦争をあおってきたボンクラども(とNHK)は、そのころ何をしているだろうか。

いちばん新しそうな昨夜のニュースに、米政府がゼレンスキーさんに、ロシアとの交渉に前向きになるよう促しているというものがあった。
これまでゼレンスキーさんに勝手に和議を結ばせないようにしていたアメリカが、これまたなんの吹きまわしか。
どうやら交渉に前向きになれというだけで、ほかのおもわくがあるようだけど、まさか中間選挙での不利を悟り、このままではウクライナがお荷物になりそうだというので、アメリカがいちばん最初にこの戦争から手を引くつもりじゃないだろうな。
これについては、様子がわかったらあとでまた書こう。

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