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2022年12月 9日 (金)

獅子柚子と

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近所をサイクリングしていたら、道ばたでおばさんが大きな柑橘類の実を落としていた。
なんという実ですかと聞いたらシシ・・・と答えたようだけど、耳の遠いわたしには聞き取れなかった。
帰って調べたら「獅子柚子」というものらしい。
ひとつもらってきたけど、中身は貧弱で、あまり食べるところはないそうだ。
どうしてくんずかと、いま悩んでいるところ。
砂糖漬けの菓子にする手があるらしいけど、だいぶ砂糖を浪費しそうだし。

小市民的話題はこれまで。
最近はウクライナへの関心もうすれてきたようで、ココログにもこれについて書いたブログがほとんど見られなくなった。
わたしだってもういいかげんにしたいところだけど、映画にも文学にもおもしろいものがぜんぜんない昨今としては、現在の国際情勢ぐらい気をひかれるものはないのである。
そういうわけで、わたしの録画機にはウクライナのニュースがどんどん溜まる。
それをながめて、納得したり怒り狂ったりしてるんだから、部屋でやることもなく腐っていくじいさんに比べれば、これほど精神的にいいことはないだろう。
だれに読んでもらわなくてもかまわない。
もはやウクライナ問題は、じいさんのわたしの生きがいになっとるのだ。
ウクライナ戦争が終わらないかぎり、NHKの欺瞞がやまないかぎり、わたしがこの世に生を受けているかぎり、これからも延々とプーチン擁護は続くのだ。

ところで日本では関心が薄れてきたけど、世界ではまだウクライナ戦争に関心を持つ輩も多いとみえて、「遠隔透視・実践者の苦闘」というブログと、そのソースになっている「ミリタリーサマリー」や「マーキュリス」という軍事情報サイトの記事から目をはなせない。

ひとつみなさんに聞くけど、ここにAとBというふたつの報道番組があるとして、内容がまったく正反対だった場合、どっちを信用したらいいだろう。
そういうときはすでに結果のわかっている事件について、どちらが正しい報道をしたかを見ればよい。
たとえばAは、ロシアは捕虜を虐殺するといっていたのに、その捕虜が無事のままぬけぬけと捕虜交換に出てきたり、また虐殺された市民の墓というものも紹介されていたけど、それにしては埋葬の仕方が丁寧すぎる。
しかも遺体を検分するといっておきながら、結果はぜんぜん報告されない。
この場合、Aの報道はあまり信用できないとみなしていいのではないか。

逆にBの報道では、ぜんぜん報道のされなかったウクライナ側の死者数が、EUの委員長さんの発言で、ウクライナの口止めであったことがあきらかになってしまった。
こんなことはBの報道があるまでわたしも知らなかったことである。
この場合、Bの報道は、ほかのものも正しいと思っていいのではないか。
軍事情報がどこから発信されているのかわからないけど、これまでのところNHKよりは「実践者の」のほうが正確である。

昨夜のNHKでは、ロシアを非難するのにピョートル大帝(日本の江戸時代の人)まで引っ張り出して、プーチンもアゾフ海に侵攻を夢見ていたと言い出すし、中国がゼロコロナ政策を緩和すると、ついこのあいだまでそれを非難していたくせに、今度は患者数がまた増加するかもしれない、え、どうする、どうする、どうするんだよと、ホント、どこまで行っても中国のやり方を攻撃する気らしい。
わたしの愛聴するニュース9では、「出征兵士の足取りデジタル・アーカイブ」ということを始めた女子大生が紹介されていたので、おもしろい試みだと感心していたら、またロシアがロシアがというセリフが出てきた。
なんじゃ、この放送局は。
NHKは“日本偏向放送協会”と名称を変えるべきではないか。

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