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2022年12月20日 (火)

不確実なニュース

わたしが信頼する「大地舜のブログ」の最新の記事に、ちょっと気になるニュースが載っていた。
他人がいったのでは信用できないけど、このブログの情報はなかなか正確なので、ひょっとするとひょっとするかも知れない。
サウジアラビアとイランが和解するかもしれないというのである。

ご存知のとおり、サウジアラビアはパレスチナ問題を抱えた中東で、アメリカにとっては貴重な友好国だった。
人権無視、テロ支援国家ということでイランが制裁されると、サウジも米国と足並みを合わせたくらいだから、イラン、サウジはかたき同士だったのである。
それがここへきて首脳会談という。
アメリカ一辺倒の人たちには、にわかに信じられない出来事である。

これが事実だとすれば原因はなんだろう。
やっぱりウクライナ戦争が影響してるんじゃないか。
サウジアラビアのムハンマド皇太子が、自国のジャーナリストを殺害したことがあって、法治の民主主義国家を標榜するアメリカは、いちどは皇太子を殺人者だとののしっていたくせに、ウクライナ戦争が始まると、手のひらを返したように石油増産のお願いに行っていた。
こんないいかげんな国がウクライナの戦争に負けて、しかもゼレンスキーさんを見殺しにしたとすれば、さすがにサウジもあきれかえるだろう。
こんな国に未来はないと、アメリカに見切りをつけて、サウジが反米で結束する非西洋陣営に加わることにしてももおかしくない。

というのが、わたしがひねくり出したサウジ離反の理由だけど、首脳会談が計画中だというから、まずそれが事実かどうか見極めることだ。
会談が現実になれば、この話もますます現実味をおびてくる。
西側先進国はロシアを孤立させようとやっきになっていたけど、気がついたら孤立していたのは自分たちだったということだ。
やみくもに先進国陣営に参加した日本の運命は、さていかに。
当分石油の値段が安定することはないかも知れないゾ。

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