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2022年12月31日 (土)

ストーンズ2015

100000x

ローリング・ストーンズのライブ映像を観た。
NHKのBSで放映された2015年のロサンゼルスで収録されたやつ。
じつはわたしはDVD時代から、ストーンズのライブ放映があるたびに録画してディスクに焼いているし、ほかに市販されているDVDも持っている。
そういうわけでわたしの部屋には、「ハイドパークのコンサート」から、ロサンゼルスまで、ライブ演奏のディスクだけで6枚はあるし、CDもロンドン時代からのものを5、6枚持っている。
さらにストーンズの演奏はYouTubeにもたくさんアップされているから、タブレットがあれば映像を持ち歩いているようなもので、さすがにゲップが出そう。

ところがこのロサンゼルス版を観たら、ちとおもしろいと思った。
意外としぶい選曲で、ストーンズなら定番になっている「悪魔を憐れむ歌」だとか「ホンキー・トンク・ウイメン」、「サティスファクション」などの演奏がなく、「Dead Flower」、「Sister Morphine」、「You Gotta Move」といった、あまり馴染みのない曲が多いのである。
ストーンズの別の一面を見たような感じで、おかげでまたブルーレイに焼いてしまった(これはネット上で見つけたイラスト利用の、世界でゆいいつといっていいわたし専用のディスクだ)。

ついでに以前録画して、ゲップのせいであまり熱心に観てなかった「Shine a Light」を見返してみた。
これはマーティン・スコセッシ監督の作品だそうで、出来のよさにあらためて感心した。
撮影技術の向上や、わたしがストーンズ好きというせいでもないだろうけど、ライブ演奏のドキュメンタリーとしては、ひさしぶりに興奮する作品だ。
ただ、ドラマーのチャーリー・ワッツが永遠に見られなくなったことを思い出して悲しい。

というわけで大晦日の今日は部屋でストーンズづくし。
ひとり者にとって年末年始は恐怖だそうだけど、わたしにとってはとてもやっかましい年末だ。

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