閑話休題
閑話休題。
ウクライナから新しい情報が入って来ないので、ブログも書きようがないんだけど、これはいったい何をあらわしているのか。
やっと情報が入ってきたと思ったら、戦況ががらりと変わっていたとか。
で、今日はべつの、いい古された話題。
韓国には日本に反対してさえいれば地位は安泰だという政治家が多いけど、日本にはアメリカに追従していればまちがいないという政治家がいる。
ということを以前このブログに書いたことがあるけど、大丈夫かねえ、岸田クンは。
米国から帰ってきてからずいぶん影が薄いように感じるんだけど。
まあ、ロシアや中国の脅威はコワイから防衛力を増やすのは賛成だ、しかしそれを増税でまかなうのはイヤという身勝手な国民ばかりだ。
この国の舵取りがむずかしいのはワタシにもわかります。
もうひとりの影の薄いバイデンさんは、それでも日本の防衛力増強にもろ手をあげて賛成だ。
アメリカはウクライナで味をしめ、中国の脅威をあおりにあおって、日本に中国との戦争を肩代わりさせるつもりなのだ。
このやり方なら自国の兵士の損失はないし、軍事産業は儲かるし、双方が戦争で疲弊すれば自分がトップでいられることは確実だし、まさに日本さまさまだ。
日本の政治家のなかには、日本がかっての栄光をとりもどして、アジアの盟主になってほしいと願う政治家(国民も)が多いから、だまくらかすのは赤子の手をひねるようなものだ。
ああ、軍艦マーチが聞こえる。
もうこうなったらアメリカは日本に核兵器だって容認しちまうだろう。
日本と中国が核兵器を使ってドンパチを始めても、米国は痛くもかゆくもないもんね。
未来を担う若者たちはその点をよく注意することだ。
アメリカはすでにウクライナでも同じ手を使って、戦争の直接責任をドイツに肩代わりさせようとしている。
ウクライナは日本から遠いからまだしも、台湾は近い。
こんな近所でドンパチを始められてはたまらない。
しかもアジアで中国に対抗できるのは日本ぐらいしかないから、アメリカの期待も大きい。
アメリカの謀略に踊らされて台湾戦争に加担しないように、これはようするに、台湾人を悲劇にまきこまないようにということなのだ。
いたずらに中国の脅威をあおって、台湾人を独裁主義から救うんだというバカがいる。
中国の脅威っていったいなんのことをいってるのかね。
台湾侵攻?
中国ギライのレイシストたちには申し訳ないけど、口だけならずっといい続けていることだし、たまに飛行機や軍艦をちょろちょろさせることも以前からやっている。
現実に中国が台湾に侵攻することなどあり得ないと何度いったらわかるのだ。
前記のような代理戦争の欺瞞を続けていると、じっさいに戦争が始まるまえに、肝心の台湾の人々がちょっとおかしいと気づいてしまうだろう。
いくら米国が好きでも、ウクライナ戦争は米国の謀略で、テレビやSNSで報じられるように、見るに耐えない悲惨なものだったと台湾人自身が理解したらどうなるか。
中国人というのは理念より損得でものを判断する人種だし、しかも民主主義をうたうアメリカのていたらく。
今度は自分たちの国が戦場になるとわかれば、台湾の世論がまっぷたつになるに決まっている。
繁栄する大陸中国と衰退する民主主義の盟主、アメリカは自由と民主主義の国であるという迷信はどこまで通用するだろう。
ということをわたしは20年ぐらいの長いスパンで判断しているんだけどね。
つい最近NHKの番組を観たら、せいぜいここ数年は、まだ台湾や米国のほうが進んでいるから大丈夫なんてことをいっていた。
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