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2023年1月21日 (土)

昨日の戦況

おお、岸田クンもいよいよウクライナ戦争を終わらせるため、各国への働きかけに踏み出したのか。
広島サミットにG7の首脳による原爆資料館の参観を計画しているんだそうだ。
原爆資料館を見る →   核戦争の悲惨さを知る →   ウクライナ戦争をこれ以上エスカレートさせるのを止める
彼がこう考えているなら、さすが被爆国日本の首相だけど、まあ、無理だろうなあ。
だいたい遠い国の戦争だってことで、無責任な国民が多すぎるよ。

ウクライナの戦況はドイツが戦車を供与するかどうかにかかっていたそうで、その判断を世界中が固唾を飲んで見守っていたけど、昨夜のニュースによると、ドイツはやっぱりもう少し考えるという結論になったらしい。
民主主義国では政治家は国民の顔をうかがわなければならない。
ドイツ国民の意見はふたつに割れていて、一方は戦車を供与したら戦争はますますエスカレートするという慎重派。
もう一方はロシアは無法行為ばかりしている、放置したらこの先も味をしめて何度も同じことを繰り返すだろうという積極派。
さてどうだろう。

戦車を供与したせいで戦局がウクライナに有利になったとしても、これだけでロシアが降伏するとは思えないし、とことん追いつめれば窮鼠猫を噛むのたとえ通り、ロシアには核兵器という最後の手段がある。
逆に戦車を供与しなければ、このままウクライナが押しまくられ、ゼレンスキーさんが国外に亡命するだけだ。
味をしめたロシアが同じことを繰り返すといったって、とりあえずウクライナ以外にロシアが侵攻予定の国があったっけか?
これじゃどっちがいいか、だれにでもわかるね。
わからない首脳にわからせるために、岸田クンが広島の原爆資料館を見せて、核戦争の恐ろしさを知らしめようとしたのなら、彼もまだまだ捨てたもんじゃない。

そんなことが許されるか。
最初に侵攻したのはロシアなんだから、悪が勝利するのを見逃すつもりかというのが、ウクライナ擁護派の言い分だろうけど、どっちが正しいかと言い出すとキリがない(詳しいことはこのブログを読め)。
ドイツ国民は第3次世界大戦になる危険性を回避したといえる。
米国も戦車ではなく、歩兵戦闘車や自走榴弾砲でお茶をにごしたというのは、ゼレンスキーさんに亡命の余裕を与えただけじゃないか。
チェックメイトだ。
つまり王手だよ。

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