気球とゾンビ
今日も笑っちゃうニュースから。
アメリカ上空を中国の偵察気球らしきものがフワフワと。
そういえばむかし日本もアメリカに向けて気球を飛ばし、歴史上、最初のアメリカ本土爆撃の栄誉を担ったなんて事件があったっけ。
そういうものだとしても、いまどき気球だなんて。
中国だって自前の監視衛星を持っていて、それは日本の富士山やわたしの団地を上空から撮影できるくらい精巧なものだぞ。
ほんとに中国の気球だって、なんかの証拠があるのかいとよく読んでみたら、ぜんぜんそんなものはなくて、しかも目的もわからず、過去にもいくつか飛んだことがあるらしい。
中国の高校生の、なんかの実験か、いたずらじゃないのか。
方角的には北朝鮮か韓国か日本のものかも知れない。
いろんな計器を積んでいるってことだけど、そんならトリモチでもつけたドローンで拿捕して、分解してみりゃすぐわかるでしょ。
なんだっていいけど、そんなもので騒ぐ神経がわからんワ。
ある人のブログを読んでいたら、CNNからのネタがあって、ロシア軍はゾンビか、撃っても撃っても死なないし、10人ぐらいのグループを作って、30メートル進むと穴を掘り始める。
いったいいつの時代の戦争を戦っているんだというものがあった。
この記事はロシア軍を嘲笑するつもりで書いたらしいけど、おかげでわたしの疑問のひとつが解消した。
わたしの疑問というのは———
わたしはロシア軍の優勢をかなりまえから確信していたけど、それにしては進軍が遅々としてはかどらない。
ほんとうに優勢なら、なんでいっきに攻勢をかけて、ウクライナ軍をボコボコにしてしまわないのか。
その理由が塹壕作戦だったのかと、はじめて納得した。
このもと記事には、ロシア軍の無謀ともいえる悲惨な戦闘シーンまで書いてあるけど、そこまではCNNは独自に検証してないそうだ。
だから悲惨な部分はまたプロパガンダであろうと推察して、ロシア軍は穴を掘るという部分だけにしぼってみると・・・・
プーチンはかっての中共が実践したような、人海戦術で相手を圧倒するような作戦が、現代では意味がないことを理解しており、ロシア兵の消耗を可能なかぎり抑えつつ、すこしづつ確実にウクライナ軍を殲滅し、そのために進撃が遅くなってもかまわないというスタンスなのだろう。
塹壕にひそんでいるロシア兵士が、ウクライナ軍のドローンで頭上から爆撃される映像が、SNS上に多いのもそれが原因じゃないか。
犠牲を増やさないよう配慮するということは、ロシア軍は兵士に対して人道的で、いわれているほど残忍非道な軍隊ではないということになる。
ひるがえってウクライナ軍のほうは、すでに兵士の安全に配慮なんかしていられないところまできているのだろう。
ひたすら自分たちが優勢であることをでっち上げ、その一方でタンクをくれ、ミサイルをくれえ、くれなきゃ負けてしまうと絶叫するゼレンスキーさんが、それを証明している。
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