テレビの寿命
わたしより一足早く成仏したのはテレビだった。
去年の6月におかしくなって修理に出したら、修理代がテレビの購入代金と変わらないというので、泣く泣く持ち帰って、そのままだましだまし使っていたテレビである。
それがとうとうウンともスンともいわなくなった。
ま、とっくに廃棄するつもりが8カ月ばかり長持ちして、ささやかなコスパ向上に貢献したと思えばいい。
いいや、長持ちしたおかげでつぎのテレビのコスパを侵食したから、差し引きはいっしょか。
さいわいというか、ウクライナ戦争も水入りみたいな感じで、とくに急いでNHKをけなす必要も感じないから、今日はゆるゆると家電店に行って新しいテレビを見つくろってきた。
たまげたのは、わたしが買おうと思ったのは32型というやつなんだけど、いまやこの型は最小クラスのテレビになっていたこと。
世間ではタタミ半畳分もあるテレビが普通らしい。
まあ、大型テレビにふさわしい番組がたくさんあるなら文句はいわない。
しかしこういうでっかいテレビで、でたらめなプロパガンダばかり見せられるとしたら・・・・
日本の前途はクライ。
添付したのは去年の11月に花壇に植えて、葉はしわくちゃになったのにまだ色気を失わないウバザクラ、もといサクラソウ。
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