
ここんところわたしのブログのアクセスが低調だ。
昨日なんて、わたしの親戚や知り合いでブログを読んでいると思われる人をのぞいたら、アクセスがたったの20くらいだよ。
笑っちゃう。
なーんで、世界でもめずらしいロシア擁護派のわたしのブログのアクセスがこれっぽっちなのか。
だれかが数字をコントロールしているのではないか。
そのへんをじっくり推察してみたら、またしても欺瞞が浮かび上がってきた。
しかも今度はアメリカやNHKではなく、ほかならぬココログのものだ。
そんなはずはないという人がいるかも知れない。
アクセスはコンピュータによる自動集計で、いちいち他人が調整なんてできるわけがない。
そりゃ単純におまえのブログがつまらないせいだ。
と思う人は、そもそもわたしのブログを読んでくれなくてエエわ。
ココログには「人気ブログ」と「人気記事」というコーナーがある。
どんなブログが選ばれているのか、それを研究すればココログの思想傾向を把握できて、ひょっとするとアクセスを増やせるかも知れない。
そう考えてこのふたつのコーナーをのぞいてみたんだけどね。
ある日の「人気ブログ」の順位を調べてみたら、1位から30位までのブログの大半は、個人の体験やその日の出来事などをつづった、ありきたりの(つまらない)ブログだったけど、中にいくつかアンチ・ロシアのブログがあった。
ロシアに味方するものはひとつもない。
もうこれだけでココログの姿勢というものがわかってくるけど、もう少し詳しく見てみよう。
人気ブログの上位30位の中にAさんという人のブログがあった。
これは地球温暖化なんぞあるわけがないという非科学的なブログのひとつで、他人のデータやグラフを勝手に引用して、ホッキョクグマは減ってないと主張したり、環境少女のグレタちゃんを揶揄したりするものなので、見かねて以前コメントで注意をしたら、それっきりわたしのコメントを迷惑メール扱いにしてしまったところである。
つまり自分の主張に合わない意見には耳を貸さないブログということだ。
そういう人が口をきわめてロシアを侵略者だとののしる。
そして上位30位に入るのだ。
彼だけじゃない。
30位以内にアンチ・ロシアはほかにもいて、たとえばネットから気に入らないニュースを見つけて、けなすのが専門の人もいる(わたしみたいである)。
本人の名前がブログタイトルになっているから、どんな人なのかと調べてみたら、いちおう作家だそうだ。
作家が頭がよくなければいけないわけではないから、文句をいっても仕方ないけど、西側のプロパガンダを鵜呑みにしているところは作家とは思えない。
わたしのブログで何度か槍玉に挙げられている占い師さんも上位の定連だけど、記事を連続して読むと、この人もアンチ・ロシアであることがわかる。
彼のブログはひじょうに人気があって、1日のアクセスが3万くらい、累積アクセスは40億(!)にせまる勢いなんだそうだ。
ということはココログの読者は、最低でもそのくらいいるということになる。
なのに、なんでわたしのアクセスは20なのよ。
ココログの読者すべてがアンチ・ロシアであるというんだろうか。
すへての読者が、迷信好きのアホばかりというんだろうか(こはこれで問題だ)。
こうやってココログを精査すると、傾向が一目瞭然で、つまりココログ管理者の考えがそういうものなのだろう。
これではロシアを擁護するブログが人気がないはずだ。
アクセスを稼ごうと思ったら、こういう管理者の姿勢を忖度して、徹底的にロシアをけなした記事を書くといいかも知れない。
茶化しているみたいだけど、世間に迎合するだけなら馬鹿にでもできる。
わたしはココログの名誉のためにいってるのだ。
わたしはワープロ通信のころからのニフティサーブのファンで、もちろんそれがインターネットの普及とともに、ココログとなったあとも、きちんと料金を払っている正規の会員である。
それなのに、と書こうとして踏みとどまった。
アクセス数が管理者によって調整されていたとして、それがいったいなんなのだ。
相手は営利目的の私企業であるし、そこが自分の都合でそんなことをしたとしても、いちいち文句をいうべきだろうか。
相手の立場でものを考えるなら、いまの世のなかでロシアを擁護するということは、企業の存続に関わる問題かも知れない。
わたしみたいなロシア擁護のブログを放置しているとなったら、(わたしではなく)ココログのほうに非難が殺到して、ちょうど回転寿司のスシローがひとりの馬鹿のために商売上がったりになったように、ココログも非難の矢面に立たされることになるかも。
これではココログが気のドクだ。
わたしのブログは意見広告みたいなものだから、読んでくれる人がじっさいには1万(盛りすぎ?)いるとすれば、アクセスグラフが20人でもいっこうかまわないではないか。
けっして日ごろお世話になっているココログとケンカをしたいわけじゃないし、このくらいのことをいって文句を引っ込めよう。
アクセス数を励みにしているブログも多いようなので、ここでは、それを正しいものと思うのは危険でありますとだけいっておく。
わたしのブログが面白いかどうかを決めるのは、ココログじゃなくって、これを読んでいるあなたなのだから、わたしのブログと「人気ブログ」のそれらを比較してみて、どっちがおもしろいかあなた自身が判断してくれればよい。
世間とは異なる見方もあることを知りたかったら、せいぜいわたしのブログを読むヨロシ。
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