タラノメ
うちの花壇のかたすみにタラノメが生えていて、この季節になると枝の先に新芽が伸びてくる。
八百屋で売っているタラノメはこれのことである。
歩道のわきに無造作に生えているから、そのうちめざとい散歩者が気がついて摘んでいくだろうと思っていた。
ところが都会人はこんな近くにそんなものが生えていると思わないのか、だれも摘もうとしない。
タラノメは成長しすぎると食べられなくなってしまうので、昨日、とうとうわたしが摘んでキッチンへ持ちかえった。
タラノメは元気な木なので、すぐにまたつぎの新芽が伸びてくるはずである。
タラノメといったらテンプラだ。
しかし高齢者でひとり者のわたしは、火災の心配や手間ヒマがかかるのがいやで、揚げ物料理はしないことにしている。
さて、どうやって食べたらいいだろう。
レシピを調べたらゴマ味噌であえるというものが見つかった。
ゴマ味噌はスーパーに行けば出来合いのものを売っているだろうし、これがお手軽でよさそうだ。
しかし雨の中をスーパーまで行くのもかったるい。
冷蔵庫をのぞいたら、以前ヤマウド用に買った酢味噌が残っていた。
おお、これっこれっというわけで、添付した画像は左から右へ、上から下へ、わたしの胃袋に消えるまでのタラノメの一生だ。
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