習さんと岸田クン
習近平さんがロシアを訪問していた。
プーチンと会ってなにを話すかというと、それはもう決まっている。
「主権と独立、領土の一体性は保障されなければならない」
「冷戦思考を捨て、アジア・欧州の平和と安定を」
「ロシア・ウクライナ、直接的対話で全面的な停戦を」
これはたてまえね。
このスバラシイ文言にいちばん反することをしているのがアメリカだし、ウクライナが片づけばつぎは中国が狙われるのは確実なんだから。
だからここでは徹底的に本音でいこう。
わたしのブログはつねに本音ばっかりなのだ。
中露の本音。
習:がんばってくれたまえ、アメリカなんかに負けちゃいけない、うちは最後までロシアの味方だからね。
プ:直接の支援は必要ありませんよ、兵隊やミサイルはロシアだけで十分まかなえます、それよりも石油やガスを輸入して、資金面で支援してほしいですね、ドルが基軸通貨でなくなるのももうひと押しですから。
習:わかってるよ、ところでバイデンはどこで何をしてるんだ。
プ:彼はトランプさんを逮捕する算段で忙しいらしいですよ。
いっぽう、岸田クンはインドを訪問していた。
G7に招待しますよとモディ首相にゴマをすって、あわよくば西側陣営にひきずりこもうという魂胆らしいけど、相手はバイデンさんを手玉にとり、両陣営のふたまたを掛けるベテラン政治家だ。
日本がODAという手土産を持ってくるなら歓迎はするけど、この国を翻意させようというのは、いちもにもなく米国にしがみついていれば安心という、日本の首相には荷が重すぎるんじゃないか。
インドをなめるか、インドになめられるか。
わたしはなめられるほうに賭けるけど、あんたはどっち?
NHKによると、追伸で韓国もG7に招待するそうだ。
やっと日本にふさわしい相手を見つけたなという感じ。
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