気をつけなはれ
昨夜はニュース9がもの足りないので国際報道を観てみた。
そう、カワイ子ちゃんの髙𣘺彩アナが出ているやつ。
ここで彼女の、いや、NHKの言い分に耳を傾けてみよう。
ロシアがベラルーシに戦術核を配備するのはケシカランけど、英国が劣化ウラン弾をウクライナに配備したことによる報復だろうと、これはまあ、そのとおりだろう。
ケシカランのはお互い様だから、NHKもなかなかものわかりがよくなったなと思う。
どういうわけかアメリカは、ロシアに核兵器移動の兆候はないと、ロシア寄りの姿勢だ。
これはバイデンさんやネオコンの意思が統一できておらず、ウクライナ戦争の落とし前をどうつけるかで、方針がぐらぐら揺れているってことかも知れないね。
中国はウクライナ戦争を終わらせる義務があるともいう。
しかしゼレンスキーさんが領土を全部返せと言い張って、自分の主張をかたくなに曲げないのだから和平の道は遠い。
それはプーチンも一緒だ。
これまではらった犠牲を思えば、ロシアが手ぶらで撤退できるわけもないし、これでは戦争がやむはずはない。
ということで、これもどっちもケシカラン。
中国がウクライナ寄りでロシアを説得することは金輪際あり得ない。
なぜならウクライナが有利なままで戦争が終われば、アメリカは安心して台湾有事を持ち出し、いよいよ本気で中国だけを標的にケンカを売ることは必至だからだ。
このままでは確実に経済や科学の部門で中国に追い越されてしまうと、あせるアメリカには時間が残されてないのだ。
こうしているあいだにも国際情勢は刻一刻と変わり、ホンジュラスが中国の傘下に入り、台湾ではもと総裁の馬英九さんが中国訪問だ。
これからは途上国を食いものにする西側先進国より、グローバルサウスの時代だとホンジュラスは思ったかも知れないし、ウクライナ戦争をじっと注視していた台湾人は、アメリカの言いなりになったら、今度は自分たちがウクライナの二の舞になるだけだと気がついたかも知れない。
それより将来の発展も洋々たるもので、もともと気心の知れた中国につくほうがなんぼいいことか。
台湾人が自主的にそう思い出したら、もはやアメリカがケンカをふっかける理由はなくなってしまう。
日本のネオコンたちはヤケになって、中国が金で釣ったというだろうけど、そのころにはアメリカは国内問題で手いっぱいで、日本はハシゴをはずされる。
アメリカにとっては、日本が主役になって中国とドンパチを始めてくれるのがいちばん都合がいい。
日本のなかにもオレたちで中国をぶんなぐってやろうと考える手合いが多いし、最近のNHKの姿勢は、日本人をそうやって戦争に加担させるための地ならしかも知れない。
せいぜい気をつけなされ。
未来をしょって立つ若い者たちは。
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