速報
ゼレンスキーさんが見捨てられる時が来たのかも知れないけど、昨夜はニュース9にウクライナ関連のニュースがひとつもなかった。
考えてみると今日11日が東日本大震災の起こった日なので、特番かなんかでNHKも忙しいのかも知れない。
9がダメなら深夜の国際報道があるというわけで、そっちに注目してみた。
わたしは美人の酒井美帆ちゃんのファンなんだけど、いや、NHKならたいていの女性アナのファンなんだけど、昨夜はニュースが中断して、みじかい速報が飛び込んできた。
イランとサウジアラビアが国交を回復させるって。
ロシアにとってはいいニュースだけど、アメリカや日本にとっては嬉しくないニュースだ。
サウジは王家の権力をふりまわして、本来なら民主主義国とはいえない独裁国家なんだけど、これまではアメリカの肩を持つことで、自国の体制を保障してもらっていた。
中東にあってアメリカのダブルスタンダードを象徴する国だったわけだ。
そんなアメリカべったりのサウジと、西側から制裁をくらっているイランが仲がいいわけがない。
この両者が和解というのは軽んじていいニュースじゃないから、朝になって続報を観た。
和解を仲介したのは中国だそうだ。
アメリカにとって最悪の事態である。
だからいったでしょと、アメリカに追従してさえいれば間違いないという日本の首相に言いたくなってしまう。
サウジがこれからはグローバルサウスの時代だと思ったかどうかは知らんけど、ここへ来て、国内の意思統一もできないくせに税金をウクライナに注ぎ込む米国は、足もとを見限られたといっても過言じゃない。
G7の先進国クラブはますます立場が悪くなってきた。
いまならまだ両方の陣営から嫌われていない日本にできることがありそうな気がするけど、国際情勢をしっかり把握も出来ず、未来のたしかな戦略も持たない岸田クンには無理だろうねえ。
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