昨日のNHK
昨日のNHKニュースでは、また笑える報道があった。
ノルドストリームの爆破では、どうみてもアメリカはまっ黒の容疑者だ。
これはちょっと分が悪い、なんとかごまかす方法はないかとアメリカ政府は頭をひねる。
しかしロシアとドイツを結ぶガスパイプを爆破するのは、アメリカか英国、もしくはウクライナしかいない。
ウクライナのせいにしたのでは、ドイツが怒り出すだろうから、これはマズイ。
ロシアのせいに出来ればいちばんいいけど、元栓をひねれば済むことなのに、自分たちが苦労して敷設したものを爆破するバカはいない。
現場の目撃者はいないんだから、とにかくデタラメをでっち上げて、話をこんがらかせて、あとはまたうやむやにしてしまえ。
そういうことででっち上げたのが、ロシア国内にいる反プーチン派のせいにすること。
まるで絵に描いたような理想的なでっち上げじゃないか。
なにか証拠があるのか、いや、そのへんのテロリストに出来る仕事なのかということはまったく無視し、それでも気球といっしょで、このまま押し通して、世間が忘れてくれるのを待つ算段。
笑ってしまうというのは、この程度でも信用する日本人がいるんだろうなということだ。
昨夜のNHKニュースにもうひとつ、またキチガイじみたアメリカの現実が報道されていた。
アメリカではいま特定の本を発禁にする文化戦争が起きているそうである。
たとえば有名な「アンネの日記」は、少女が異性に興味を持つ描写があるから、こんなイヤらしい本は子供たちに読ませるわけにはイカンと、そういうふざけた理由で発禁にされてしまっているのだそうだ
まるで秦の始皇帝の焚書坑儒か、どこかの国のPTAの余計なお節介みたいで、そんな国がいまどきあるのかとにわかに信じられない。
さすがにNHKもそんなことがあっていいのかという扱いだった。
幸いなことにアメリカでも半数以上の人がおかしいといってるそうだけど、それでも半数ちかくの人は文句をいってないらしい。
ま、アメリカの異常さはいまに始まったことじゃないから、とくに騒いでも仕方がない。
わたしも若いころから本だけは読んだほうだから、いくらイヤらしくても、暴力的で差別的であっても、さまざまな分野のいろんな本を読むことで、人はその中から常識や善悪を判断する能力を養うものなのだ。
という程度のことはいえるけど、そんなことを書いたって、まともすぎて誰もおもしろがらないだろう。
特定の本を読んではいけないと上から命令すると、お隣りの韓国のヒトみたいになってしまう。
あちらじゃ日本の浮世絵のことも知らない人がたくさんいるそうだ。
でも最近では他国のことはいえない。
日本だってわたしのブログは有害図書だってことで、禁書に指定し、世間に読ませたがらないナニモノかがいるみたいで、昨日のわたしのブログは、親戚・知り合いみんな含めて、アクセスがたったの50ぐらいだった(泣)。
いつも人気ブログの上位にいる占い師さんは、累積のアクセスが3億9千万(!)だって自慢していたよ。
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