いまの惨状
昨日のNHKニュースを観ていたら、中国がノルドストリーム爆破の話題を1面トップで取り上げているという報道があった。
これはロシアとドイツを結ぶ天然ガスのパイプラインのことで、ピュリッツァー賞をもらった米国作家でさえ、爆破犯人はアメリカしかないといっているくらいだから、ただいまアメリカからケンカを売られまくっている中国が、アメリカを批判するのに使うのももっともだ。
アメリカに追従するNHKは、これを否定するのに躍起になっていた。
否定のためにニュースで大きく取り上げているので、なにか新事実でも出たかと思ったけど、ぜんぜんそんなものはなかった。
それどころか中国、ロシアによるプロパガンダ作戦の一環だろうと、話をよそにそらす始末。
これではぜったいに確証のある犯人が、オレはやってないといったら、そのやってないという発言だけが大きく取り上げられるようなものだ。
気球といっしょで、いつのまにかうやむやにしてしまおうという魂胆が見え見え。
だれが見たって犯人はアメリカでしかないものを、でたらめに弁護するくらいなら、なんでゼレンスキーさんのことを心配してやらないのか。
あれほど大騒ぎしていたウクライナの戦況が、ここ数日は熱心に取り上げられなくなった。
もはやウクライナ軍はカバーしてやりたくてもできない惨状に追い込まれているのだろう。
昨夜のニュース9には、バフムートの戦況がすこしだけ出てきたけど、またしてもロシア軍は大きく戦力を失っている“とみられる”、“その可能性がある”と、もう何度聞いたかわからない憶測の文言。
そもそもゼレンスキーさんに軍略や政略なんてものがあるのだろうか。
とりまきにいわせられているのかも知れないけど、徹底抗戦だ、最後まであきらめない、領土の一片も渡さないと繰り返すだけではないか。
太平洋戦争末期の日本軍といっしょだ。
こうしているあいだにも徴用された有為の若者たちの命が失われているのだ。
添付したのは、購入時にはアキラ(オステオスペルマム)といって、もっときれいだった花の現在の惨状。
| 固定リンク | 0
コメント