徴兵忌避
昨日のNHKの国際報道。
フランスのマクロンさんが中国で習近平さんと会ったそうだ。
中国はロシアとウクライナの和解に向けて努力すべきだとかなんとかゴタクを述べたらしいけど、これはフランスは努力してるんですよというポーズにすぎない。
マクロンさんも近平さんもいってることは平行線で、中国も、うん、うちはまえからそうしてるよと、ソツのない返事。
このへんはよくあることなのでどうでもいいけど、フランスのほうは企業関係者を50人も連れていったらしく、これではマクロンさんの中国詣でと思われても仕方がない。
フランスのエアバスは中国国内に新しい製造ラインを作る事にしたようだ。
おいおい、制裁はどうなったんだというのは野暮か。
笑えるのはここまで。
国際報道にはフランスからの報道として、ウクライナでは若者たちの徴兵忌避が始まっているという。
西側の報道がウクライナ優勢を伝えているあいだに、バフムートではウクライナの敗北が決定的になり、死者や捕虜も10万人を超えていて、戦場に行けば確実に死ぬといううわさが広まっているようだ。
兵士が足りないものだから、ウクライナ軍は街頭で、そのへんを歩いている若者を強制的に徴兵する。
それも手足を拘束して無理やりトラックに乗せるという乱暴なもので、外国からの映像だから同時通訳があるけど、手足をつかまれて抵抗する若者は、通行人に向かって、助けてーと叫んでいた。
悲惨としかいいようがない。
こうした事態は、すこしまえまでなら、ロシアの実情だといってNHKあたりがしきりに流していたことではないか。
いったいこうしたことはだれの責任なのか。
もちろん徹底抗戦を叫んだゼレンスキーさんと、戦争をあおりにあおったアメリカ、およびその走狗となったNHKの責任である。
わたしはもういちどいう。
いま目をさまさなければ、可哀想なウクライナの若者の運命は、数年後には日本の若者の運命かも知れないのだ。
ロシアが日本に親近感を持っていたとき、日本はさっさとアメリカに追従して、ロシアを怒らせた。
いまはまだ中国には日本に畏敬の念を持っている国民も多いのに、なんでわざわざケンカを売る必要がある?
わたしは2023年4月6日の日付をおぼえておくつもりだ。
マクロンさんが訪中をしたこの日が、ウクライナ戦争の終わりの始まりになるかも知れない。
防衛研究所のHさんが、こういうウクライナの現状を見てなんというか、彼がまたテレビに出てくるのを楽しみに待っているよ。
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