« 悪の花と善の花 | トップページ | スケジュール »

2023年5月10日 (水)

捏造解釈

ロシアの戦勝記念日の映像を、NHKの国際報道とニュース9で観た。
NHKはここぞとばかりの捏造解釈だ。
それがあまりに必死なので、思わず苦笑してしまうくらい。
そんなことをいうと、おまえはロシアびいきだから、おまえこそ必死になって捏造解釈をしてるんだろうという人がいるかも知れない。
うんにゃ、おかしい点、わたしの捏造と思える点があったら、どしどしコメント欄に書きこんでくれたまえ。

前線から離脱するといっていたワグネルが、一転して戦争継続を表明したら、ロシア軍の足並みの乱れだそうだ。
乱れがあったとしても元にもどったのだから、フツーはこういう場合、乱れているとはいわないんだけどね。
離脱すると聞いたとき大喜びをしていたNHKは、それが復帰したと聞いてヤケッパチになっているみたいだ。

ここで防衛研究所のHさん、例のNHK御用解説者が、したり顔で、ワグネルは予定の戦果を上げられなかったから、それをごまかすために離脱を言い出したのだろうという。
しかしワグネルが戦線に復帰すれば、またウクライナ軍ぼこぼこにされるの第二幕だろう。
なんの、バフムートぐらい、ただの地方都市じゃないか、あんなところを奪われても痛くもカユくもないと、負け惜しみをいうメディアもある。
ただの地方都市を守るために、ウクライナはなぜ全滅寸前まで戦い続けたのかという説明は一切ない。
全滅寸前ではないって?
いまでもバフムートではウクライナ軍が善戦しているという人がいたら・・・・馬鹿につける薬はないとしかいいようがないな。

戦勝記念日の式典でも、NHKはなんとかケチをつけようと必死だ。
式典が縮小、各地で中止されたのは、ロシアに余裕がないからといいたいらしいけど、余裕がないかどうか知らん。
知らんけど、昨日もウクライナ各地に25発のミサイルが撃ち込まれたそうじゃないか。
ロシアのミサイルはとうぶん枯渇しそうもないぞ。

旧式の戦車が1台しか参加してなかったともいうけど、映像のなかでロシア市民も、いまは戦争中で戦車が出払っているから仕方がないといっていた。
だいたい戦争中に派手な式典をしなければいけない理由があんのか。
ウクライナのほうでは戦争記念日を変更するそうだけど、こちらは式典なんかやる余裕はまったくないみたいで、つまらないわるあがきしか感じられない。

劣勢のウクライナはドローンを使うゲリラ攻撃に活路を見出したようだ。
今回の戦争はプロパガンダ戦争であると同時に、これまであまりおもてに出てこなかった、ドローンによるゲリラ攻撃という新しい戦術のめだつ戦争になった。
ちょうど北朝鮮のように、ヤケになったウクライナが、手薄な場所を狙ってゲリラ攻撃を仕掛けてこないとも限らない。
式典があちこちで中止になったのは、そういう点を配慮したのだろう。
これをもってロシアは余裕がなくなったというべきかね。

とごろでウクライナの大反攻はあるのだろうか。
御用解説者のHさんはあるという不動の信念らしいけど、ワシントンポストでさえ、反攻の戦果にあまり期待すべきではないと、冷静なことをいいだした。
にもかかわらず、NHKの報道は依然として、ロシアに都合のいいニュースや、ウクライナの被害などをぼかす傾向がある。
事実をねじまげてでも、なにがなんでもロシアをけなしたがる理由を考えたことがあるかな。
真実を知りたい人は、できるだけたくさんの情報に接し、自分の頭で客観的に判断することだよ。

| |

« 悪の花と善の花 | トップページ | スケジュール »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 悪の花と善の花 | トップページ | スケジュール »