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2023年5月26日 (金)

冷静な解釈を

プリゴジンさんがプーチンのことを「クソ馬鹿なジイさんめ」といったそうだ。
またロシア国内が揉めていると喜ぶ輩がいるだろうけど、プリゴジンさんが大統領のプーチンにほんとうにそんなことをいったのか、どうせ一連の不満表明の一部を切り取って、勝手に解釈しているんだろう。

ワグネルはバフムトを制圧したから一時的に休暇をとるといってるだけなのに、また曲解する輩がぞろぞろ。
戦争が続いていれば彼らはまた戻って来る。
終戦まぎわに戦線離脱をすれば、これまではらった膨大な犠牲や、間違いなくもらえるはずの勲章をフイにすることになってしまうではないか。
ものごとはこういうふうに論理的に考えることが必要だ。
こうなってほしいという自分の願望だけで考えてはいけない。

ウクライナ戦争が始まってから、ロシアと中国の関係はそれ以前より強固になってしまった。
そりゃそうだろう。
両国ともアメリカ(西側)から目の敵にされているので、スクラムを組まないほうがおかしい。
アメリカは戦略を間違えたのだ。
わたしがアメリカ大統領なら、中国は世界の工場です、いつもうちのアップルがお世話になってますとゴマをすっておき、中露が必要以上に接近しないよう手を打っておく。
その上でロシアをボコボコにして、その後おもむろに中国にケンカを売る。

しかしバイデンさんはそうしなかった。
まあ、したくてもできなかったんだろうけどね。
薄氷の勝利で大統領になったバイデンさんが、まずやらなければいけなかったのは、ふたつに分裂した米国を、国民共通の敵をつくってひとつにまとめることだった。
だから就任直後から、最初はロシアより脅威の大きい中国に因縁をつけまくって、土俵に引っ張り上げようとした。
ところがしたたかな中国は、どうしてもアメリカの挑発に乗らない。
考えあぐんでいるとき、うまい具合にウクライナへ侵攻してくれたのがロシアだ。
じつはこれはうまい具合ではなく、米露双方がそれ以前から布石はしてあったんだけど、ここではそれに封印しておいて、ウクライナ侵攻から話を続けよう。

国をひとつにまとめればいいのだから、こいつはいいと、バイデンさんは中国からロシアへとケンカの相手を変更する。
かならずしも乗り気ではなかった西側諸国を強引に仲間に引き入れる。
やり方があまりに強引なのと、行き当たりばったりが過ぎたのだ。
これでは中国がロシアと組むのは当然だし、インドや途上国からも呆れられる。
経済制裁がちっとも効果を上げてないことは、ココログの「ロシアは隣の国」を読めばあきらかだ。

このまま時間が経過すれば80歳のバイデンさんは、大統領選挙で76歳のトランプさん、いや、44歳のデサンティスさんに負ける。
なにごとも平常心で、ムリな解釈をしなければ、真実はおのずとわかるものだよ。

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