百田尚樹さん
風呂に入りながら、たまたま部屋にころがっていた百田尚樹さんの「今こそ韓国に謝ろう」という本を読んでいた。
この本はユーモアや皮肉といったスパイスを利かせた嫌韓本のひとつで、以前このブログにも書いたことがあるから、もういちど触れはしないけど、一方的に相手をけなすわけてはなく、韓国の立場も吟味したまあ公平といっていい本だ。
これを読んでいるうちふと思った。
百田さんといったら、テレビや雑誌にやたらに登場する論客のひとりである。
この人はウクライナ戦争についてどう考えているのだろう。
YouTubeにはもとジャーナリストだとか、もとウクライナ大使だとかいう著名人が出てきて、世論に迎合したようなことをいい、お金を稼いでいる例がたくさんある。
百田さんあたりになれば、その名前だけで、ユーチューバーとしてたっぷり稼げるのではないか。
そう思って調べてみたら、たしかに自分のチャンネルは持っていたけど、しかし意外に思うほどウクライナ関連のものは多くないようである。
彼のチャンネルは国内政治関係が多く、LGBT法案はケシカラン、橋下徹の高校時代の教論や同級生の証言とか、稲田朋美は腐ってる、メス猿・望月衣塑子を檻に入れろなんて、半分ふざけたような話題が多い。
内容をユーモアで解説しようということで、これはそれなりおもしろいけど、ウクライナに関しては、ちょっとまえにプーチンが寝込みをドローンに襲われて、顔面蒼白になったなんてものがあったぐらい。
それも戦争の是非にはふれず、ただドローンによるモスクワ襲撃を茶化しただけのように感じられた。
百田さんといえば右翼である。
わたしはこのブログに、余計なことをいわないプーチンの男らしさは、どっちかというと右翼から好まれるタイプに思えると書いたことがあるけど、百田さんが他のユーチューバーのように声高にロシアを非難しないのは、彼もプーチンに一定の理解を示す人なのかも知れない。
そういわれれば、「今こそ韓国に」という本の公平感とユーモア感覚は、彼のYouTubeチャンネルに通じるものがある。
しかしいまは著名人がうっかりロシアの肩を持つと、日本中の無知蒙昧の徒から集中攻撃をくらうときだ。
だからこれ以上書いて彼を困った立場に追い込みたくない。
それで彼もプーチンの応援をする、隠れた著名人のひとりだろうと勝手に解釈して、この項を終えることにする。
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