願望のNHK
反転大攻勢はどうなったのか。
胸をときめかせて待っているわたしも、待ち人のひとりだけど、SNSやネットニュースにはぜんぜん出て来ないね。
英国や米国の報道によれば、ウクライナの反転攻勢は洪水とべつの場所で始まっているらしい。
でも結果が芳しいものではないから、日本ではメディアが報じないのか。
ウクライナ軍は洪水のせいで侵攻できないのだというと、ダム破壊はロシア陰謀説が有力だと思う人もいるかも知れない。
しかし前項で書いたとおり、ロシアが優勢か劣勢かで話はぜんぜん違ってくる。
人工衛星で相手の動きが手にとるようにわかるなら、ロシア軍はどこからでもいい、さっさと攻めて来いと思うだろう。
なにしろこっちは鉄壁の防衛ラインを用意して待ってるんだから。
攻めれば損害が甚大なものになるというんで、洪水でひと息ついているんじゃないか、ゼレンスキーさんやレズニコフさんは。
ゼレンスキーさんが洪水の被災地を視察したけど、ひたいにシワを寄せて無精ヒゲだから、自分のやった罪の重さに苦悶しているように見えてしまう(わたしの読みすぎかしら)。
結果を見さえすれば、ロシアは戦争の最終目標であるクリミア半島と、そこへの廻廊をがっちり確保している。
ゼレンスキーさんが勝った勝ったと大喜びをするのは、ロシアが戦略的に自ら退却したときか、川を数人がボートで往復して、たまたまそこにあったクレーンのてっぺんにウクライナ旗を立てたときぐらいじゃないか。
ほとんどの戦場で、ウクライナ側の損失をいう人がいないのはなぜだろう。
おとといのニュース9では、ロシアの国内事情のうち
1.ベルドゴロ州のゲリラ戦の成果
2.地元ラジオ局のハッキング
3.反体制派指導者の釈放運動
4.プリゴジンさんの発言
など、戦況に大きな影響を与えないものばかりをかき集めたような報道をしていた。
こんなものはNHKのただの願望にすぎない。
独ソ戦では最大の被害を出したにも関わらず、ロシア人は無慈悲なスターリンでさえ支持して踏ん張ったくらいだから、ロシアの大統領をおとしめようとすれば、かえってロシア国民は結束してしまう可能性のほうが高いのだ。
ロシアだけではなく、中国もグローバルサウスも、西側がやっきになればなるほど、ますます結束するだけだよ。
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