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2023年8月31日 (木)

ロシア人に聞く

「ロシア人にインタビューしてみた」というYouTubeチャンネルがある。
ロシア人と思える金髪の若者が、現地で複数のロシア人にぶっつけインタビューするもので、ロシア人の本音が聞けておもしろい。
とはいうものの、こういうチャンネルを観る場合、注意をしなければならないことがある。
インタビューする側がどんな思想を持っているかで、いくらでも内容を偏向させることが可能だからだ。
早いハナシが、100人にインタビューして、その中から自分の主張に近いものを重点的に選んで、映像を完成させればよい(NHKがいつもやっている)。

しかし「ロシア人に」では、回答がさまざまで、反露的答えもあれば、プーチンを絶対に支持するという回答もあるから、まあ、公平といっていいかも知れない。
ただわたしみたいなロシア擁護派が観ると、金髪の若者の質問に、ロシアが嫌いだという回答を引き出そうという意思のようなものが感じられるから、ゼッタイに公平ともいえない。

世間は広いもので、わたしとは正反対の立場から、このチャンネルは偏っているというイチャモンをつける人がいるのだそうだ。
YouTubeには金髪の若者側からの弁明の投稿まで上がっていたけど、世間には圧倒的にアンチ・ロシアが多いから、文句をいうのはそういう手合いだろう。
つまりなにがなんでも自分の主張にそった内容でないと満足せず、そんなはずはない、ロシアにももっとプーチン嫌いがいるはずだというのである。
だけどフツーに考えれば、ロシアでプーチンの支持率は70〜80パーセントもあるらしいから、インタビューの結果もそれに準じなければおかしいし、ロシアでインタビューしてみれば、プーチンが好きだという人が多いのが当然なのだ。

「ロシア人に」チャンネルを観ていると、ロシアの人々もウクライナ戦争についてよく知っていることに感心する。
だからこそプリゴジンさんが反乱を起こしたとき、国がふたつに分裂するのではないかと心配して、彼が無血撤退をすると知ったとき、感動のあまりワグネルの戦車に群がったのだろう。
わたしの想像では、おそらくウクライナの国民のほうが、これほどの戦況を知らされてないはずだ。

昨日のNHKの国際報道では、戦争中だというのでゼレンスキーさんが大統領選挙を行わないのではないかと報じていた。
戦争中で戒厳令下では仕方がないということもあるけど、これでは民主主義を守るための戦争とはいえないとNHKも困惑ぎみだ。
ウクライナでは戦死者の数も国家機密だとして公開してないという。
きちんとした報道がされているなら、ウクライナの若者たちのだれが好んで屠殺場に行くだろう。

日本の政治家はなにを仕事にしているのかね。
制裁だとしてロシアからは日本企業を撤退させるし、中国がいやがらせをするなら海産物の輸出を全面禁止してしまえだと。
いすれも損をするのは日本の企業や、一般の漁業従事者だ。
政治家には盾つけないけど、ユニクロだって本心でははらわたが煮えくりかえっているにちがいない。
決して民主国家とはいえないウクライナを擁護するために、そこまてしてやる必要があるのかい。

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