デタラメの2
ネットを閲覧していたら、巨大なカエルを飼っている欧米人の映像に出会った。
カエルというのがアマガエルみたいなやつで、大きさは30センチはありそうだ。
アマガエルに似ていて、そんなに大きなカエルは聞いたこともないから、いちおう調べてみると、カエルの仲間でいちばん大きいのはアフリカに棲むゴライアスガエルといって、これは30センチぐらいになるけど、アマガエルの仲間じゃないし、色やかたちも違う。
だいたいアマガエルというのは水ぶくれっぽい動物で、それが30センチになったら、体重は3乗で増えるから、吸盤でガラスに張りついていられるはずがない。
CGじゃないかと疑ったけど、それにしてはよく出来ている。
おかしいと思いつつそのままにしていたら、新しい映像では、飼い主が種明かしをしていた。
つまりカメラのレンズと、遠近感を利用したトリックらしかった。
まったく技術の進歩はわたしの世代の常識をくつがえしている。
わたしはまだ常識でものを考えられるだけ幸せだった。
つぎの世代はなにがなんだかわからない時代を生きることになるだろう。
え、アマガエルは、小さいからこそ、吸盤でガラスに張りついていられるんだよ。
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