本日も
今日もNHKはロシアと北朝鮮の親密ぶりを強調するのに必死だ。
北朝鮮といえば世界が認める残忍非道な独裁国家だから、こういう国と仲がいいということにすればロシアの評判もガタ落ちだ。
NHKのニュースを観ていると、たんにリップサービスでいったことでも、みんな仲がいいことの証拠にされてしまう。
大砲の弾なんか一発も供与してもらわないのに、憶測で、いやもうこうなってほしいという願望で、軍事協力をするに違いないと決めつける。
見苦しいというしかないけど、民放はもっとひどいと思うから、わたしはNHKを観るしかないのよね。
スイスのジュネーブでクラスター爆弾禁止条約国の会議が開かれた。
ロシアはクラスター爆弾の使用をやめろと決議すると、それならウクライナもやめろとなるので、けっきょくあたりさわりのない文書の採択にしかならなかったそうだ。
ここでみなさんに冷静に考えてほしいんだけど、NHKの報道では、つねにクラスター爆弾はロシアが最初に使ったという文言で、そのあとにウクライナも使用となる。
わたしはちと疑問に思っているんだけど、クラスター爆弾が話題になったのは、アメリカがウクライナに供与すると言い出してからだ。
それ以前にこの戦争では、クラスター爆弾はほとんど話題になっていない。
たとえば戦争の初期にロシアが一方的に使用すれば、ロシアを中傷するのにこんなにいいネタはないから、西側(とNHK)が思いきり報道するはずなのに。
わたしはこの戦争を開始直後から注視してきた。
それなのにウクライナ戦争でクラスター爆弾のことを聞いたのは、米国が供与することにしてからで、その後は、先に使ったのはロシアだとか、ロシアのほうがたくさん使っているという報道ばかりだ。
おかしくないか。
疑問に思わないのか。
これって西側がクラスター爆弾の供与を正当化するために、後付けでロシアが先に使ったと言い出したんじゃないか。
だれでもいいから、戦争の初期に、ロシアがクラスター爆弾を使ったという情報があったら、いつどこで使ったのか教えてほしい。
黒海上空ではロシアの戦闘機が英国の偵察機にミサイルをぶっ放し、さいわいはずれたという報道もあった。
これについて、NHKの報道を観ると、2機のロシア機のうちの1機が、命令を誤解して発射したのだという。
ロシア機同士で言い争いがあったにもかかわらず、さらに1発が発射され、これも当たらなかった。
いまどきのミサイルの命中率というのはその程度のものか。
もちろん偵察機の側でもミサイル防御システムを作動させただろうけど、英国の情報ということで、なんとなく捏造の可能性を感じてしまう。
だいたいなんで英国の偵察機が、トラブル多発地帯の上空をうろうろしてたんだよ。
どうせロシア軍の手薄なところはないかと偵察して、ウクライナ軍に教えていたんだろう。
ウクライナがクリミア半島の南部で攻勢をかけたというのも、地図を見ればわかるとおり、クリミア半島のほんとうに先っちょを、ミサイルやドローンでゲリラ攻撃を仕掛けたにすぎない。
NHK御用解説者の兵頭サンでさえ、その程度のもので、戦況にはほとんと影響がないでしょうと解説していたことがある。
ウクライナ軍が黒海にあるロシアの石油施設を占領したという報道もあった。
これも映像をよく見ると、ボートで数人が突入し、まったく抵抗されたようすがないばかりか、そもそも守備兵がいたのかどうかもわからない。
役にも立たない施設や村を占領して、勝った取ったと大喜びをするのはウクライナの常套手段だから、これもいくらでも疑える。
いいかげんに気がつきなされ、公共放送をハナっから信じるみなさんも。
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