今日のNHK
今日から北京でプーチンも出席する中国の一帯一路政策フォーラムが開かれる。
NHK国際報道ではもうなりふりかまわずそれをけなしていた。
パキスタンやネパールなど、すでに政策に参加している国の国民のぼやき節をならべて、一帯一路はうまくいってないという。
中国は支援はするけど内政干渉はしないという立場だから、問題があるなら受益国の責任だし、この報道のすぐあとに、当のNHK自身が、これらの国はほかにも問題を抱えているからといっていた。
どうせ一帯一路をけなすのに都合のいい映像ばかり集めたんだろう。
支援してすぐに結果が出るものなら、日本がやってもアメリカがやっても苦労はしない。
G7からゆいいつ一帯一路に参加したイタリアも、抜けるといってまだ踏ん切りがつかないようだ。
それでも中国とインドのあいだにくさびを打ち込めるんじゃないかと、御用解説者に中国・インドの問題点ばかりを強調させるNHK。
そういえばIMFは西側先進国ばかり面倒をみているといった報道もあったな。
ラブロフさんが北朝鮮を訪問するそうである。
これもNHKは、北がロシアに軍事支援をするんじゃないかとあげつらう論調。
しかしいまだに北から軍事物資がロシアに送られたという確かな証拠はない(あるのはまた米国か英国がソースのプロパガンダ情報ばかりだ)。
だいたいベラルーシからでさえ、ちょくせつ支援を仰いでないロシアが、なんで北のようなレトロ兵器の支援を受けなくちゃいけないんだよ。
北のミサイルなんかもらっても使い道はないし、使えるのは鉄砲の弾ぐらいだろう。
でも鉄砲の弾だって銃を選ぶんだぞ。
朝鮮戦争のころの機関銃の弾が、最新のロシアの火器にいまでも使用可能なのか、そういうことをきちんと検証してるのか。
逆にロシアのミサイルや衛星技術を北に提供する?
そういう先端技術だって、今日提供すれば明日から使えるというものじゃないんだよ。
世界のどこよりも時代遅れの火器にしがみつき、ただただ核兵器でハッタリをかまそうという正恩クンにそんなものが使えんのか。
ちっとは考えてからいえ。
ああ、ネタの宝庫のNHKさま。
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