今日のニュース
このブログに書いたことのある及川幸久さんが、10月7日のハマスの襲撃についておもしろいことをいっている。
音楽フェスティバルの観衆を攻撃したのは、ハマスではなく、じつはイスラエル軍だったのだそうだ。
これは米国でも一部のジャーナリストがいってることらしいけど、そういわれれば納得できることもある。
ハマスの襲撃はネタニヤフさんにとって大失態だった。
このままでは首相の責任を問われることが確実で、あせったネタニヤフさんは、なんでもいいからハマスらしき相手はみんな殺っちまえぐらいのことはいいかねない。
彼はもともと頑固で強引な右翼主義者なのだ。
こういう頑固者がなんとか自分のボロを隠そうとすると、無茶なことをすることはよくある。
現在のガザ攻撃でも、ハマスの司令部が見つからないと、ますますあせって、南部まで侵攻しろ(司令部を見つけるまでとことんやれ)、挙げ句の果てに、民間人の死体もみんなハマス戦闘員に数えておけといいだす可能性もある。
ネタニヤフさんが戦争後に責任を問われることが確実だから、彼のことはどうでもいいけど、これはひとつの教訓だ。
NHKのデタラメをすなおに信じるような人は、今度は及川さんのブログを見て、悪いのはイスラエルのほうだったかと、たちまち方向転換をしないともかぎらない。
ま、及川さんだって自分の主張が正しいというつもりではなく、広い世間にはこういう見方もあることを紹介するつもりで、イスラエル軍の暴力を取り上げたのだろう。
大切なのはつねに広い視野を持ち、あちらもこちらも万遍なく目を配っておいて、いずれが正義なのかという結論は自分の頭で捻り出すことだ。
もうひとつ、ちょっと気になったニュース。
オーストラリア海軍が潜水作業中に、中国の軍艦がソナーを発信して、作業員が軽傷を負ったとか。
軍人が軽傷ぐらいで騒いでどうするんだってもんだけど、わたしってこう見えても、もと海上自衛官でソナー担当だったからね。
でもソナーが人体に危険だなんて聞いたことがないねえ。
まあ、人体実験をしたわけじゃないから、科学的にはそういうこともあるのかも知れないけど、魚の1匹すら浮かんだのを見たことがないぜ。
いまのご時世だから、中国をけなすことならなんでも取り上げろというのと違うか。
だから普段からまじめな報道をしとけっていってるでしょ。
でっち上げばかりしていると誰も信じないんだよ。
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