今日の欺瞞
政府が税制改革で高校生の扶養控除の額を引き下げることを計画しているそうだ。
その言い分を聞くと、こっちを減らすかわりあっちを増やすから、全体としては損をしないと、なんやらよくわからない理屈で、国民が損をしないような仕組みになっているという。
しかし政府が税制をいじろうという場合は、なんとかして税収を増やそうという魂胆があることが多いのだから、結果をざっくばらんに言ってしまえば、国民が損をしないなんてことはあり得ない。
まして国民が得をすることなどあるわけがない。
保険会社が書き換えを迫る場合や、電話会社がウチのほうが得ですなんていう場合も同じで、相手が慈善事業でもないかぎり、ようく注意したほうがエエ。
数々の欺瞞を経験してきた年寄りの警告。
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