デタラメのSNS
ネットを閲覧していたら文春オンラインの記事で、八尋伸という記者のウクライナ取材記事があった。
文春というと世間をお騒がせが常態化している出版社だけど、わたしはそれについてはどうこういわない。
世間にはそれを喜んで読んで(自分も渦中に加わって騒いで)いる輩も多いのだから、そういう人の楽しみを奪っちゃ可哀想だ。
しかしわたしの惚れ込んだ男のなかの男、プーチンをけなされちゃおもしろくない。
今回の記事の見出しは
「ロシアになればウクライナよりいい暮らしになる」
「挨拶をしてもそっけない“親ロシア派”住人の本音とは」
というものだけど、これが現地取材だそうだ。
八尋クンはいったい何をしに行ったのか。
ウクライナ人の友人に案内されて行ったらしいけど、これで親ロシア系住人に歓迎されると思っていたのだろうか。
ロシア人だっていま西側が共謀してロシアをいじめていることを知っている。
そっけない以外にどんな反応をしてもらえると思っていたのか。
ロシアのほうがいい暮らしができるというのは、日本にだって政治に満足していない人間がいるくらいだから、いちがいにいえないけど、ウクライナよりマシというのはほぼ事実である。
ウクライナはオリガルヒというひとにぎりの金持ちに牛耳られた国で、庶民は病院にもいけない。
ということをわたしは日本にいるウクライナ人ユーチューバーの映像で知った。
ウクライナでは汚職が蔓延していて、医者になるのも技術でなく、袖の下で決まるのだそうである。
以前NHKテレビの「ぐるっと黒海4000キロ」では、野村佑香ちやんが話を聞いたウクライナの農民がしみじみこぼしていた。
儲けるのは都会の人間だけさ。
ウクライナがワイロ漬け国家であることは、汚職が多すぎるといわれて、NATOにいつまでも加盟できなかったことからも明らかだ。
ウクライナが追い込まれると、NATOはそんな規則を反故にしてまで、ウクライナをNATOに入れようとしている。
汚職大国を勝たせるためならどんなデタラメも押し通す気らしい。
こんな状態だから、ロシアのほうがいい暮らしというのは間違いではないだろう。
わたしはじっさいにロシアに行って、プーチンが大統領になったあとのロシアが、日本人でも安全に旅行できることを確かめてきた。
八尋クンは現地で文春と原稿の打ち合わせでもしてたのか。
やっぱり文春というのはマッチポンプだなとしか思えんけど、“マッチポンプ”という言葉の意味知っとるかい。
つまり自分で話題をこさえて、自分でそれを報じて儲ける文春のような、いや、いまの日本のマスコミ全般にいえることなんだよ。
もうSNSはデタラメの海だ。
プーチンが反論しないのをいいことに言いたい放題がまかり通っている。
おかげでわたしのブログネタも尽きることがない。
今日のニュースに香港の周庭ちゃんがYouTubeを発信しているものがあったけと、彼女の発言を聞くと、ゼッタイに民主主義がいいと信じる、いまどきの若者の軽薄な考えの見本を見せられているようだ。
多民族の大国をよくコントロールする権威主義と、大統領がボロ儲けをする格差社会の民主主義なら、わたしは権威主義のほうがマシだと思うけどね。
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