« プーチンとカールソン | トップページ | 昨日のNHK »

2024年2月10日 (土)

たとえると

たとえばあなたが日本の首相だったとする。
ところがある日、維新の会でもどこでもいいけど、関西の政党がもうやってられませんわ、日本から独立しますといいだした。
あなたはあわてて、ま、ま、ま、地方交付金も増やしてあげます、地方自治も拡大したげます、府を都に変えてもかまいませんとなだめにかかる。
そこへ中国なりロシアなりが、大阪の独立を支援しますよ、武器も思い切り供与しますと言い出した。
関西人はもともと関東人がキライで、これまでは日本の景気がいいから、おとなしく付き合っていたにすぎない。
たちまち日本は内乱のちまただ。
同じ日本人同士が殺し合うのだ。
中国もロシアも武器を支援するだけで、自分のところはひとりの兵も出すわけじゃない。
いまこそ第二次世界大戦の仕返しだ、大和民族なんてこの世界から消滅してもかまわないと、あおる一方だ。
こんな状態が耐えられるか。

なんで同じ日本人が殺し合わなければいけないのだと、あなたも思うんじゃないか。
戦争が終わればまたもと通りの親愛な日本人同士にもどりたい。
そう考えればどうしても手荒なことはできない。
すると中国、ロシアは、それ相手はおじけづいてるぞと、関西人をあおる。
もうわかってんだろ、わたしはプーチンのことを言ってるんだよ。
同じスラブ民族の殺し合いはさっさとやめたい。
それなのにアメリカ、英国、先進国づらした日本まで加わって、とにかく戦争を引き延ばす算段だ。
わたしはプーチンが気のドクでならない。
彼が焦る、イライラするとしたら、同じ民族がなぜいつまで殺し合わなければいけないかということだ。
あなたが日本の首相だとしたら、そんなものは放っておけばいいじゃないかというのか。
関西が日本人のこころのよりどころとされる京都、奈良をいっしょに独立させるといっても、おとなしく見ていろというのか。

| |

« プーチンとカールソン | トップページ | 昨日のNHK »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« プーチンとカールソン | トップページ | 昨日のNHK »