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2024年2月 9日 (金)

昨日のNHK

タッカー・カールソンがプーチンにインタビューしたそうだ。
内容が知りたいけど、わたしのニガ手の英語だもんね。
大地舜さんあたりが翻訳してくれるのを待つしかないか。
米国でももうすでに、プーチンの言い分を正当化するつもりかと文句をいう人がいるようだけど、わたしはアメリカにいいところがあるとすれば、ときどきこういう世論に反する意見の持ち主があらわれることだと思う。
カールソンさんはバイデンさんに反対する保守系のジャーナリストだから、トランプさんの応援をして、ウクライナ戦争を終わらせようとするだろうと、NHKはいまから戦々恐々だ。
しかし、ここで保守だリベラルだと色分けするのはおかしいと思う。

これまで日本人はリベラルとされるバイデンさんの意見は、耳にタコができるくらい聞かされてきたんだ。
NHKが先頭に立って、プーチンのいうことを信じるな、ロシアの意見なんかハナっから無視しろと、日本人を扇動してきたんじゃないかね。
ロシアを擁護するわたしのブログなんか、あいかわらずアクセスがふた桁だ。トホホ。
ものごとを公平に知ろうというなら、たまには反対側の意見も聞くべきじゃないか。
プーチンの言い分にも耳を傾けようというジャーナリストが現れたのなら、歓迎すべきことだろう。

偏向のかたまりの昨日のNHK国際報道では、いまごろになってノルドストリームの爆破が取り上げられていた。
爆破犯人は誰なのかということで、ロシア、ウクライナ、アメリカが容疑者に挙げられていたけど、なんでここにロシアが出てくるんだよ、しかもトップに。
ロシアが犯人ということは100パーセントあり得ない。
プーチンと、ドイツのメルケルさんが政治生命(と莫大な費用)をかけて作ったガスパイプだぞ。
犯人はアメリカか英国、あるいはそれに支援されたウクライナ以外にあり得ないと、なんでぴしりといえないのだ。

おまけにガスパイプ爆破の件はザルジニーさんもあらかじめ了承していたと、ウクライナの内部問題にまで口を出してゼレンスキーさんを擁護しようとする。
ノルドストリームは戦争の初期に起こったことで、当時はまだゼレンスキーさんは救国の英雄と思われ、支持もゆるぎなかったから、爆破直後はわたしも、ゼレンスキーさんに知らせずに米国か英国が勝手にやったものではないかと思った。
しかしザルジニーさんが知っていて、ゼレンスキーさんが知らないということが考えられるだろうか。
NHKにしてみれば、ゼレンスキーさんが選挙で大敗しては困るから、いまから最大の政敵ザルジニーさんの足を引っ張っておこうという魂胆だろう。
そんなことで極東の島国である日本が騒いでも、ウクライナ国民のザルジニー支持が変わるわけはないから、これは日本人をあざむこうというNHKの謀略に違いない。
なんとかして戦争を長引かせ、中国に対抗するまで西側の結束を維持しようというのだ。
いいかげんにせんかい、お人好しの日本人は。

プーチンに対抗して大統領選に立候補したナデジディンさんが、書類不備ということでペケだそうだ。
プーチンも大人げないことをしたと思うけど、こういうニュースになるとNHKの早いこと早いこと、1面トップの扱いだよ。
どっちにしても国民のために汗をかいた候補と、そうではない候補の闘いだから、プーチンの優位が変わるわけじゃない。
民主主義国のリーダーでもあるアメリカでも、選挙の結果にいちゃもんをつけた候補がまた大統領候補になりそう。
大統領選挙がめちゃくちゃというのは世界的傾向かも知れないな。
そんなことよりタッカー・カールソンのインタビューを、あのNHKとマスコミ・SNSがどうねじ曲げて報道するか、今日はそれが楽しみ。

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