ウクライナの戦況
前項でプーチンは余裕しゃくしゃくと書いたけど、じつはそうでもないかも知れない。
ゼレンスキーさんはあいかわらず頑固で、徹底抗戦を叫んでいる。
太平洋戦争末期の日本軍といっしょ、これではどうしても首都のキエフまで軍隊を進軍させて、ヒトラーや沖縄の守備隊のように、地下の塹壕で指導者を自決させるしかないみたいだ。
それは不可能ではないだろうけど、そうなると戦争はますます悲惨なものになる。
わたしがプーチンだったら、うーんと悩むところだ。
そのうちなんとか上院下院で妥協した米国あたりが、また武器を支援し始めるかもしれない。
いくら支援したって、ウクライナの延命はできても、勝利まではおぼつかないから、最後の手段は核戦争ということになる。
そのまえに事態を重く見たザルジニーさんあたりが、クーデターを起こしてくれるのがいちばんいいのだが。
若い兵士の死がどのくらい積み重なるか、そしてウクライナ国内の反戦気分がどのくらい盛り上がるかが勝負だな。
太平洋戦争でも、戦争末期にはほとんどの日本国民が、早く戦争が終わってほしいと考えていた。
日本人はそのことをよく知っているはずなのに、NHKはあいかわらずウクライナ国民は戦争継続を望んでいるなどとデタラメばかり。
そして日本人のなかにそれを信じる人のなんと多いことか。
ウクライナ軍はアウディーイウカから撤退だそうだ。
これも日本軍がよく使った手で、負けたとはいいにくいから撤退という。
日本語をよく知らない若いモンにいうとくけど、がっちりと固めていた守備を破られて、もう守るべき兵士もいないとなったら、フツーは負けたというのが正しいのだよ。
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