恐れいりますが
えー、恐れ入りますが、いささか弁解を。
わたしの部屋のデスクトップ(Windows)がいかれました。
デスクトップがいかれても、MacのノートやiPadがありますんで、ブログの更新ぐらいはできます。
ただし、不定期に連載中の中国紀行はそうはいかない。
続きを書こうとして旅のメモを参照しようとしたら、メモは古い記事(27年まえ)なので、ぜんぶワープロソフトの「一太郎」で書いてありました。
一太郎はMacやiPadには入れてないので、これでは読み込めないんだよね。
あわてて、安物だけど、新しいパソコンを注文したので、それが到着して一太郎環境が復活するまで、中国紀行はお休みします。
そのあいだ何をするかというと、そりゃもう徹底的なNHK非難と、ロシア擁護の文章を書くに決まってます。
パソコンは東南アジアあたりで組み立てて、船便で届くらしいから、いつになるかサッパリなんだけどね。
プーチンの5選が確実で、彼の任期は2030年までだという。
旧ソビエト以来もっとも高い得票率だそうだ。
そりゃそうだ。
現在のロシア人にしてみれば、西側からよってたかっていじめられているときだ。
おらが大統領を守らねばということで、過去には投票に行かなかった人まで、今回は出かけた可能性があり、国民がそうやって一致団結することは容易に想像できた。
つまり西側メディアは、プーチンをけなすつもりで、じつは応援してしまっていたのだよね。
欧米からまっとうな選挙ではないといういちゃもんもたくさんあったけど、どれもこれも難癖にしか思えない。
実例を挙げよう。
ネットには銃を持った兵士が投票所を監視している映像もあって、ロシアは投票用紙を1枚づつチェックしているなんていう人もいたようだけど、こんなご時世だ。
いつ汚職大国ウクライナの、選挙妨害が入らないともかぎらないのだから、武器を持った兵士が監視するのは当然じゃないかい。
だいたいこの映像については、そのサイトの運営者自身が、汚職大国ウクライナのプロパガンダだろうと言っていた。
英国のキャメロン外相は、汚職大国ウクライナ領内の選挙では、独立した監視団もいなかったと文句をいう。
いなかったわけじゃないんだよ。
OSCE(欧州安保協力機構)に不信感をもつプーチンは、英国の参加こそ認めなかったものの、日本の監視は受け入れるつもりでいた。
だから日本はロシアに監視団を送ることもできたんだけど、おわかりでしょう?
ヘタすると選挙が公平なものであったことを、日本が保証することになってしまう。
それがイヤで、自分の意思ではなにひとつできない日本は、みずから参加を取りやめた。
監視は断るくせに、結果にはいちゃもんをつけるのだ。
ああ、素晴らしきかな、JAPAN。
『プーチン氏は永遠の統治望む独裁者』と、これはゼレンスキーさんの捨てゼリフ。
おっしゃいましたね。
汚職大国ウクライナの大統領選挙は公平にやれるのかどうか、日本が、いや、世界が監視団を送るかどうかチェックしよう。
汚職大国ウクライナの大統領選挙も、本来なら今月のはずだよ。
すぐに政権のボロが出て、トップが交代の西側から見ればうらやましいことだろうけど、当選してもプーチンには満足ではない。
なんとなれば彼は一時的な栄誉や、私利私欲のために大統領をしているわけではなく、ロシアの未来を案じているからだ。
ロシアはつねに西側からの脅威にさらされていて、ヘタな人間にあとを継がさせたら、ロシアもまた汚職大国ウクライナのように、オリガルヒに食い物にされた破綻国家に転落しかねない。
ロシア国民もそのことをよく理解していて、もしもプーチンの身になにかあったらどうしようと不安にかられていることだろう。
プーチンにできることは残りの任期のあいだに、民主的でまっとうな後継者を育て、ロシアを西側の圧力から永久に解放することだ。
それはとってもむずかしい。
アメリカや日本の例を見ても、金儲けの誘惑に勝てる人間など、ざらにいるわけではないのだから。
もっともプーチンがそこまで心配してやることはないかも知れない。
そのころには世界の勢力図は、彼の予想もしてないくらい変貌していて、アメリカは内戦で分裂・没落し、ロシアは日本と組んで大国の中国と相対している可能性もある。
んなバカなだって?
わたしは人間には未来が予想できない、ということを例えているだけなんだよ。
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