デタラメと真実
あ昨日のNHK国際にまた軍事評論家という兵頭慎二サンが出てきた。
わたしはこの人を見るたび、パブロフの犬と化して、あ、またデタラメをいうんだろうと思ってしまう。
いくら時間通りに終わらせる便利な人だからって、そろそろほかに人材はいないのか、NHKは。
昨夜はウクライナ戦争に加担しようとするスウェーデンの軍事力について解説していたけど、わたしがすでにブログに書いたように、スウェーデンの戦闘機はひと目見ただけで、米国のF-35やロシアのSU-57に比べればひと昔まえのタイプ。
この戦闘機は最新鋭の攻撃、防御の装備を積んでいるというんだけど、少なくともスウェーデンよりは戦争経験のあるロシアが、そんな装備に無知だと思ってるのか。
相手は宇宙船を打ち上げ、米国のスペースシャトルがずっこけたさいには、宇宙船までの往復の足を1国だけでまかなっていた国だぞ。
こういうことを、わたしは素人だから信用するしないはあなたの勝手。
しかし兵頭サンの解説が信用できないことははっきりしている。
彼は、スウェーデンの加入によってウクライナの戦況に影響が出ますかと勢い込んで聞く由井秀樹サンに、ウクライナが去年からやっている反攻作戦が失敗したのは、制空権がなかったからだという。
そんなことは反攻まえからわかっていた。
わたしがブログで何度も、制空権のないウクライナ軍に、反攻はむずかしいといい続けてきたことじゃないか。
もちろんわたしは兵頭サンが日本政府に所属する者で、立場上そういわなければならないことはわかっている。
しかしいうことが決まっている解説者は、いいかげんに退陣してもらえないかねえ。
日本国民を馬鹿にしすぎるよ。
日本国内では、公明党が珍しく存在感を発揮しているな。
軍備を他国と共同開発し、その他国経由なら輸出も容認と、これではやがては日本の兵器が他国で使用されることになるのではないかと、自民党に釘をさす。
岸田クンは腹に一物アリだから、なんとかかんとか屁理屈を並べて、これを正当化しようとする。
しかしいますぐそんなことをしたら、日本もウクライナに兵器の支援をしたくてうずうずしているところだから、たちまち戦車でも戦闘機でも送り始めることが明白だ。
やるならせめてウクライナ戦争が終わってからにしてくんないしょと、いまのわたしは(ふだんあまり期待したことのない)公明党にエールを送ってしまうのだ。
聞いたところによると、ウクライナに支援した金は、大半がとちゅうで抜き取られてしまうそうだ。
ゼレンスキーさんがウクライナ軍の死者は3万なんぼといっていて、えらく少ないじゃないかと疑問に思っていたら、軍隊の指揮官が死んだ兵士を計上せず、給料をみんなふところに入れているからという。
汚職大国のウクライナのことだから、そういうことがぜんぜんないというほうがおかしい。
ひょっとすると大統領はそんなことは知らないのかも知れないね。
上がやれば下もやる、これではもはや軍隊とはいえないよ。
お願いだからわたしが払った税金がそういうことに使われないよう、公明党さん、がんばって。
大地舜さんのブログを見たら、米国のビクトリア・ヌーランドおばさんがクビになったそうだ。
これは、ロシアを貶めることなら速報で報じるのが当たり前のNHKも、まだ報じていないけど、事実ならすぐに明らかになるだろう。
ヌーランドおばさんは、ウクライナでクーデターが起こりそうなので、不利になるのを承知でゼレンスキーさんに、ザルジニー司令官をやめさせろと迫った張本人だ。
そんなネオコンの代弁者のような人間が、こんどは自分がクビに?
因果はめぐるというのか、トランプさんと一騎打ちが免れないと悟って、バイデンさんも政策変更を覚悟し始めたのだろうか。
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