ゆいいつの解決策
『トランプ氏、終戦へ領土割譲案 クリミアやドンバス、米報道』
これは昨日のネットニュースの見出し。
ようやくウクライナ戦争解決の機運が盛り上がってきたかというところだけど、これはじつはまだ大統領になってないトランプさんの発言だ。
しかしこれが実現すれば素晴らしいことである。
これってわたしがずっといい続けてきた解決策そのものじゃないか。
ロシアがウクライナに侵攻したのは、要衝のクリミア半島を持参金にしたまま、ウクライナをNATOに嫁にやるわけにはいかないという事情があった。
最初からこの場所だけでも返すといっていれば、いたずらに若者の死を積み上げることはなかったのだ。
こんな誰にでもわかっていることを西側のだれも口に出来ず、怖いもの知らずのトランプさんだからこそいえたことである。
さっそく反論もある。
「外交専門家は実際に割譲すればロシアのプーチン大統領を利し、武力による領土侵犯を看過することになると懸念を示している」のだそうだ
武力による侵犯といっても、いわゆる帝国主義的発想の侵略ではないし、ロシアからすれば国土防衛のためのやむにやまれぬ方策ではないか。
どうしてこれが西側の主張する民主主義の侵犯に当たるのか。
それならどうすればいいだろう。
このままとにかくプーチンを困らせればいいという姿勢で、戦争をずるすると引き伸ばせばいいのか。
もっともっとスラブ人同士を殺し合わせれば気がすむのか。
いや、核戦争にまで追いこんで、相手が謝罪して引っ込むのを期待するか。
ロシアを追いつめれば、ロシア国民はいつかプーチンを見限るだろうというのはムダな試みだ。
もはやウクライナの勝ちはないし、攻めれば攻めるほどロシア国民は大統領のもとに結束するだけだ。
支持率70〜80パーセントというのはダテじゃないんだよ。
そのあいだに困窮するのは西側諸国だけということや、とっくにアメリカ(とNHK)の欺瞞はあきらかになっているのに、まだわからんボンクラが多すぎる。
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