珍しい事例
珍しい事例をひとつ。
ミャンマーの内戦で軍部が劣勢だそうだ。
軍部と、民間人の反体制グループの争いになると、フツーは軍隊を持っているほうが勝つんだけどね。
ミャンマーの軍部はこれまで、選挙で選ばれたスーチーさんを閉じ込めたり、横暴の限りを尽くして国民の反発を買っていたから、そういうこともあるのかなと思ったけど、それだけじゃないかも知れない。
中国との国境付近でもミャンマー軍は劣勢だそうだ。
ひょっとすると中国はあからさまに、ミャンマー軍を支援しない方向に舵を切ったんじゃないか。
以前の中国はどっちかというと軍部の味方だったけど、どうもやり方を見ていると軍部の評判はわるい。
軍部の応援をしたのでは、まるでイスラエルに味方するアメリカみたいだ。
これはアカンということで、ウチは公平な観点から、国民に支持されている反体制派の味方をしますと、これはアメリカに差をつけることにもなるから、ミャンマーの軍部を切り捨てることにしたのかも。
人間心理というのはこのくらい深読みをしなくちゃいかんねえ。
もちろん中国にポイントを与えたくない日本では(NHKでは)、こんなことが報じられるわけがないけど。
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