金門島
今日のネットニュースに、NHKはケシカランみたいな見出しが目についた。
おお、わたし以外にも日本の公共放送がケシカランと思っているメディアがあるのかと、嬉しくなって読んでみた。
夕刊フジ(日本の右翼だ)の記事で、中国が金門島で現状変更を試みているのがケシカランくて、これを報じているのが産経(フジと同系列のマスコミだ)と夕刊フジだけで、NHKはぜんぜん報じてない、だからケシカランという。
こういうときは自分とこは外さないと、いかにも自分のところだけがエラぶっていると思われて逆効果なんだけどね。
いまどきの若い記者にそんな気配りは無理か。
それはともかく、金門島がどこにあるか地図を見た人はいるか。
アモイ市の真ん前の、ほとんど中国大陸の湾内といっていいところにある。
なんでこんな大陸中国の近くに、台湾の領土があるか知ってる人はいるか(知らなきゃウィキペディアでも読め)。
そんな近くにあるくせに、なんで中国は実力で奪い取ってしまわないのか。
現在の軍事力の差、また対象が小さな島だけに、中国からすればロシアのウクライナ侵攻よりわけはないだろう。
教えてやろう。
ミサイルや航空機、軍艦さえある時代、こんなあってもなくてもいい島を、犠牲を出してまで占領したってしかたがないと考えているんだよ。
大陸が豊かになれば、ここも自然に熟して落ちる、中国はそう考えていて、じっさいに軍隊を派遣したことはいちどもない。
少なくとも蒋介石が死んでからはいちどもない。
現在の金門島はありし日をしのぶ要塞島として、中台両岸から観光客が押し寄せ、住人にとっていい観光名所になっているそうだ。
中国の戦略はいつもこうだ。
慌てることはない、香港を返してもらうのに100年近く待った、時間はまだいくらでもある、戦争なんかするより国をもっともっと豊かにしよう。
ところが日本には時間がない。
やるならアメリカに力があるうちの今しかない。
そういうおもわくで若者を戦争に引っ張り出そうとしているのが夕刊フジだ。
いいかげんにしないか、このアホが。
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