ジョージア
いかに日本の報道が偏っているか、それを証明する実例があった。
ジョージアで「ロシア法」が可決。
ロシア法というのは、詳しい説明は省くけど、たいそうケシカラン法律らしく、日本のメディアは口をそろえてジョージアは誤った選択をしたという。
しかしジョージアはいちおう民主主義の国だ(そうじゃないという人がイマスカ)。
大統領という女性が法案に反対したそうだけど、ややこしいことにこの国にはべつに男の首相というのもいて、どっちが偉い(実権を持っている)かというと、議会を率いる首相のほうらしい。
大統領の反対でいちどは頓挫したものの、最終的な決定権を持つ議会が再提案して賛成多数で可決だそうだ。
それなのにNHKの報道では、大統領が反対したからという理由で、国民のすべてが反対しているようにいうのだ。
民主主義の国で、国民に選ばれた政治家が、多数決で可決したものにケチをつける。
いったいなんだ、なんだ。
世界中の国が日本と同じ考えでなければいけないということか。
もしかするとジョージアのほうが日本よりも公平な報道がされていて、国民は自分の意思で、こりゃロシアについたほうが得だなと考えたのかも知れない。
この場合、日本には文句をいう資格はないぞ。
大相撲で大関を出してあげたじゃんというのかも知れないけど、そんなもんが資格につながるわけもない。
いいかげんに他国を指導してさしあげるという傲慢な態度は捨てろ。
これこそ日本が偏向しているというあきらかな証拠じゃないか。
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