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2024年5月25日 (土)

おーい

ときどき不思議に思うのは、政治家でも役所でも放送局でもいいけど、ちょっと中国寄りの発言をすると、すぐあいつは中国から金をもらっている、あそこには中国のスパイが入りこんでいると騒ぐ手合いがいることだ。
そのくせあそこにはアメリカの金がまわっているという人はおらんね。
あたりまえじゃん、アメリカは同盟国だ、その場合危険ではないし、スパイとはいわないんだよ、という人がいるかな。

しかし中国のスパイが具体的に日本に損害を与えた実績はないのに比べ(なんかあったら教えてほしい)、アメリカが日本に中国との戦争をそそのかしているという根拠は、いまの日本の政府、役所、公共放送、SNSを見ればあきらかだ。
大政翼賛会のようなあらゆるメディア、偏向報道ばかりしているNHK、ブログを選別するココログ、もと陸将のWさんやヒゲの政治家Sさん、テレビに出まくっている御用解説者のHさん、Kさんたちのわかりやすいプロパガンダなど。
もろにアメリカからいくらかもらってんじゃないかと疑える人ばかりじゃないか。
なにがなんでも台湾有事に、中国との対決に、持っていこうという彼らの姿勢は、さしせまった現実の脅威なんだよ。

いま日本が中国と戦争をしても絶対に勝てない。
強調しておくけど、ゼッタイに勝てるわけがない。

現在の中国は第2次世界大戦まえの中国ではないし、やらなくてもいいことをしてロシアを中国の同盟国に押しやった。
戦争になれば中国とロシアという、核兵器を持った超大国の連合軍を敵にまわすことになる。
これで勝てるという人がいるか。
アメリカが味方してくれる?
あそこは国がふたつに分裂してそれどころじゃないし、(兵器企業が儲かるから)兵器の供与はしてくれるだろうけど、兵隊は出さないよ。
西側だって連合する?
連合に熱心なのは英国ぐらいで、ドイツやフランスは、できることなら中国とことを荒立てたくないし、ほかのNATO諸国は頼りにならない国ばかりじゃないか。
戦争になってしまえば、独仏もイヤイヤながら西側連合に加わるかも知れないけど、アジアの戦争だから今度は日本が先頭になってというだろう。
そのアジアでは、どっちにつくか模様ながめの韓国、台湾はすぐに西側に反旗をひるがえしそう。
けっきょく中国と対峙するのは日本だけとなって、代理戦争をまかされたウクライナと同じ運命が待っているだけだ。

それじゃあどうすればいい?
おとなしく中国の軍門に下れというのか。
屈辱的な地位にあまんじろというのか、日本の国体はどうなるんだ、戦争はやってみなけりゃわからんだろ。
まるで戦前の日本軍だな。
戦争をしてもしなくても軍門に下るのが同じなら、最初からギブアップしたほうが、犠牲者を出さないだけまだマシだ。
そんなことより落ち目といわれながら、それなりの存在感を示している英国を見習って、アジアの英国になろうという発想がなんで出てこない。
中国の1強化を恐れるということは、そのままこれまでのアメリカがどれだけ横暴だったかを物語っている。

だいたい地球がひとつにまとまろうかというグローバル化の現在は、かっての覇権主義の時代とは違うのだ。
中国だって国内問題や、人類共通の温暖化問題を抱えているのだから、他国(日本)を征服したがるかどうかだれにもわからない。
もしかするとアジアでも、いまのヨーロッパのように、さまざまな考えのさまざまな国が、押し合いへし合いしながら、なんとか共存していくかも知れない。
どうして取り越し苦労をして、わざわざこっちから戦争を仕掛ける必要があるんだ。
というのは、昨日のココログの「農と島のありんくりん」サンへの解答でもあるんだけどね。
おーい、ありんくりんサン、読んでるかー。

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