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2024年6月26日 (水)

たとえば

問題は中国で起きた日本人学校の殺傷事件そのものじゃないんだよ。
ウクライナ戦争でもパレスチナ問題でも、そういうものをことさら煽り立てて喜んでいるSNSやマスコミの姿勢だよな。
わたしは自分のことを心配しているわけじゃない。
わたしには家庭がないし、子供も孫もいない。
わたしが心配しているのは他人の子供や孫たちなんだ。
たとえばNHKの由井秀樹サンや別府正一郎サンの子供たちだ。
パパ、あのときどうして止めてくれなかったのと、子供や孫に聞かれたら彼らはどう釈明する気だろう。
いや、パパはサラリーマン・アナウンサーだ、局の方針に逆らえるわけがなかったんだよと弁解するつもりか。
そうしてもろもろの子供や孫たちと、いっしょに三途の川を渡るわけか。
どうして核戦争にまで行ってしまったのだろうと、無限の悔恨に責め苛まされながら。

ああ、今日も負け惜しみぐらいしかいえないのかね、わたしには。
他人の心配をしてやるのも疲れた。

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