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2024年6月 5日 (水)

またありんくりんサン

ココログの「農と島のありんくりん」サンが天安門事件について書いている。
あいかわらずこの人の、自分に都合のいい情報だけを引っ張ってくる姿勢は変わらないな。
わたしはいま自分のブログで中国紀行を連載しているくらいだから、ずっとむかしから中国にも関心があって、大きな事件は見逃さないようにしてきた。
天安門事件というのは、はたして西側が主張する通りのものだっただろうか。

中国政府が自国民に銃口を向けたという大きな事件だったので、わたしは当時の新聞や週刊誌を可能なかぎり集めて、死者数を数えてみた。
同じ死者の写真は何枚あっても死者1という具合だ。
そうやって数えてみると、言われているほど死者の数は多くない。
と、わたしが言っても仕方がない。
わたしはジャーナリストじゃないから、写真を集めるといっても限界がある。
ただ素人ながら、そこまでやってみようとしたということを言いたいのである。

ご存知のように中国という国は、内乱で国がひっくり返ったということが数えきれないくらいあった。
当時の最高実力者の鄧小平も悩んだはずだ。
彼は中国を近代化しようと改革なかばの状態で、できることなら前途有望な若者たちを死なせたくない。
しかし天安門のデモ隊の勢いは衰えるどころか、激しくなる一方だ。
これは西側が影で支援していたのだとまではいわないけど、学生たちは親のこころ知らずで、図に乗りすぎたのだろう。

鄧小平がデモ隊を殺戮する気がなかったことは、皮肉なことに、戦車男として有名になった男性が証明している。
あのときの映像を見ると、戦車は立ちふさがる男性を、舵をきって迂回しようとした。
しかし男性は自分の位置を変えて、あくまで戦車のまえに立ちふさがった。
はじめからデモ隊を虐殺するつもりなら、そのまま轢き殺してしまえばいいではないか。
なぜそうしなかったのだろう。
デモの指導者だったウアルカイシや王丹、柴玲などはどうしてやすやすと国外に逃亡できたのだろう。

それ以上に重要なのは、あのとき鄧小平が騒乱を、武力を用いても排除しなかったら、その後はどうなっていただろうということだ。
NHKは無視しているけど、天安門を鎮圧したおかげで鄧小平の改革はそのまま続行され、中国は世界第2の大国になり、中国人は物質的にも精神的にも豊かになった。
精神的というのは、かって世界から馬鹿にされていた中国人が、それを脱却して、欧米人にも誇りをもって対抗できるということを見せつけたということだよ。
ウアルカイシなどは、その後の繁栄した中国を見て、国にもどりたいとハンストまでした。

問題は物事を全体的に捉えず、西側の報道をそのまま鵜呑みにして、不思議とも思わないありんくりんサンの姿勢だな。
彼はBusiness Insiderという西側のメディアを引用しているけど、わたしにとって新しい事実はなにもなかった。
この件についてはわたしのほうが後出しだから有利なのはいうまでもない。
だから反論があったらどうぞコメント欄に書いてくれ。
最近のわたしは他人の名前をあげつらっても、間違いは間違いと指摘するつもりだ。
もう残り時間が少ないし、わたしみたいなじいさんが言わなかったら、いったい誰が言ってくれるんだ。

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