良識を
『アルメニア首相、ロシア主導の軍事同盟から脱退宣言』
これは昨日のネットニュースの見出し。
西側にしてみれば、ザマミロってつもりらしい。
こんなネタを見つけてきて騒いでいるのがアノ朝日新聞なんで、いまいち信用していいものか迷うけど、これこそプーチンが冷静で常識を備えた指導者である証拠だ。
アルメニアの首相であるパシニャンさんは、ナゴルノ=カラバフをめぐるアゼルバイジャンとの争いで、ロシアが味方してくれなかったのが不満なのだ。
しかしプーチンがアルメニアに味方、具体的に兵器の支援などをしたらどうなるだろう。
アルメニアは元気づいて、アゼルバイジャンに徹底抗戦を叫ぶ・・・・と、これではウクライナと同じじゃないか。
ヘタすればかってのボスニア紛争と同じ、民族浄化という凄惨な殺し合いに発展するかも知れない。
アメリカなら兵器を売れるというので、紛争大歓迎、殺し合いなんか知ったことじゃないということになる。
こういう駄々っ子みたいなアルメニアを扱うのはむずかしい。
プーチンはアルメニアを支援しないかわりに、アゼルバイジャンにもそれ以上手を出すなと警告する。
アルメニアには見返りにエネルギー供給などで便宜を図る。
わたしにはこれ以上公平で平和的なやり方が思い浮かばないんだけど、アンタはどう思う?
パシニャンさんも国内の抗戦派の手前、ロシアへの不満をかたちにしないわけにはいかなかったんだろう。
紛争を拡大して、殺し合いの種を撒き、うん、朝日新聞ならそうやって野次馬記事のネタを増やして、部数削減を食い止めようという腹かも知れないな。
世間のみなさんは良識というものを忘れんといて。
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